保険鋳造チタン補綴物よくあるご質問(FAQ)
保険適用の鋳造チタン補綴物に関するご質問をまとめました。
令和4年度診療報酬改定では「全部鋳造方式で製作」と規定されており、鋳造以外の方法で製作されたものは保険適用対象外となります。
患者のアレルギーの有無について制約はありません。
純チタン二種を用いた全部鋳造法により製作いたします。保険診療におけるチタン冠、レジン前装チタン冠の算定要件は「純チタン2種を用いて全部鋳造方式で製作された歯冠修復物」と定められており、チタンディスクから削り出されたものは保険適用外となりますのでご注意ください。
STLデータでのご注文はEメールでのお取引となります。下記内容を記載・添付の上、弊社指定の受注専用メールアドレス宛【ti@suyama.co.jp】にお送りください。
- 患者様氏名【メール本文に記載】
- 希望納期【メール本文に記載】
- クラウンのSTLデータ【添付ファイル】
- 御社でお使いの技工指示書の画像【添付ファイル】(委託先技工所として必ず須山歯研とご記入ください)
鋳造のためのワックスパターンは、お預かりしたSTLデータより3Dプリンター(ASIGA社MAX UV)で造形いたします。
ご要望に応じた形での受注が可能ですので、担当者までご相談ください。(受注状況やご希望納期によってはご要望に添えない場合がございますことをご了承ください)
お送りいただいた時間を問わず、「データ受信日の翌日」からの製作日数となります。
研磨工程表や推奨研磨材料をご案内いたします。また研磨工程の動画 もありますのでご参照ください。ご要望に応じ出張での研磨デモも可能ですのでご相談ください。
パターン造形後にアドヒーシブ(接着剤)を塗布後、リテンションビーズをふりかけてから埋没、鋳造します。従来法のと同様に前装材料との機械的維持を付与することができます。
リテンションビーズ
鋳造法ではリテンションビーズが付与できるため、ロカテックなどの表面処理は必要ありません。現在お使いの硬質レジンを従来の作業工程でご利用いただけます。
チタンはロウ着ができないので、レーザー溶接機を使用してください。
レーザー溶接機
また独自のチタン専用埋没材と鋳造方法により鋳巣の無い製品を提供するよう心がけておりますが、万一問題が生じた場合には可能な限り再製作をさせていただきます。
STLデータ受注では対応することができません。ご希望の場合は模型を送ってください。(納期がプラス2日、レジン築盛代金が別途かかります。また発送代金はご負担していただきます)
チタン鋳造物に対する専用レジン前装材は特にございません。現在お使いのレジン前装材を従来通りご利用いただけます。
チェアサイドでの調整や盛り足しが容易で、隣在歯へのメタル色の影響が無いという点からレジンコンタクトをお勧めしております。
現時点での保険診療におけるチタン冠、レジン前装チタン冠の算定要件では「単独冠に限る」と規定されており、連結でのご依頼はお受けすることができません。
保険鋳造チタンクラウンや、レジン前装鋳造チタン冠などに関するご質問や詳細情報などについては、お電話で気軽にお問い合わせください。
須山歯研では全国の歯科医院、歯科技工所からの歯科技工物製作ご依頼にも対応。いつも通りの診療アポイントに間に合う迅速な製作を心がけております。お気軽にお電話でお問い合わせください。
電話 043-277-8411
須山歯研へのお問い合わせは、お電話で受け付けております。