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須山歯研のチタン鋳造

純チタンには強度が、コバルトクロームには
更なる生体親和性が求められる時代

Ti-4Al-7Nbという組成を持つこの合金は、義歯床用金属としての有意性が知られていたものの、高温下では激しい酸素との反応、溶解時の低い流動性といった鋳造の難しさを持ち、得られた鋳造物の寸法精度にも既存の金属床と比較し、良好な結果が得られていませんでした。
 
素材に妥協せず、正確な適合を目指し、須山歯研では耐火埋没材の開発からスタート。長年に渡る純チタン鋳造技術で培ったノウハウから、新鋳造システムの開発を進め、生体親和性、機械的強度、維持装置としての弾性、そしてコバルトクローム床同様の素晴らしい適合性を得ることに成功しました。
 
「チタン床の良さはわかるが、やはり強度が心配」、「コバルトクローム床と同じ感覚で適用ができないか」、「今のチタン床に満足していない」。チタン床でお悩みであれば、是非一度、須山歯研の「チタンニオブ床」をお試し下さい
 

純チタン、コバルトクロープの長所を併せ持つ
チタンニオブ合金

チタン床はこれからという場合でも、コバルトクローム合金床と全く同じ感覚でご利用いただけます。 純チタン、コバルトクロームの長所を合わせ持つチタンニオブ合金 純チタンは高い生体親和性を誇り、歯科における適用も拡がりましたが、「義歯床用金属」としては機械的強度に乏しく、それゆえフレームとしての強度不足や、それを補うためクラスプなど維持装置の大型化が否めませんでした。
 
長年の使用実績を持つコバルトクローム床を見ると、「義歯床用金属」にとり、理想的な機械的強度、弾性を有しながら、近年の医療に対する高い安全性意識から、長期間の口腔内留置において、使用金属には更なる安定性が求められています。
 
純チタンが持つ生体親和性、コバルトクローム合金が発揮するそのしなやかさ。これらを合わせ持つ理想的な義歯床用金属が、新世代チタン素材・チタンニオブ合金「タフ」です。