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チタンの良さはそのままに、高い機能性と耐久性をプラスしたチタンニオブ床。さらに安心して診療にお使いいただけるよう、万一のクラスプ破折に対し、無償修理対応を行う永久保証制度を設けました。
須山歯研では各種レーザー溶接機器を完備し、口腔内環境変化に応じた増歯・改床などのニーズに柔軟に幅広く対応(有償)。患者様に末永くご利用いただけるチタンニオブ床をご提供いたします。

チタンニオブ床とは

純チタンの限界を打破する

チタン床は、一般的には「純チタン」が利用されます。しかし、鋳造した際の材質的な強度、弾力不足のため、条件によりクラスプ破折に至るケースが多く、また修理も大変困難でした。
せっかく「良いものを提供したい」との思いから製作した義歯の破損は、患者さんからの信頼を損なうこととなります。そのため、チタン床は「折れる」というイメージとともに、ドクターから敬遠されているのも事実です。

30年以上にわたる研究成果を集約

須山歯研では、チタンの生体親和性はそのままに、コバルトクロムをも凌ぐ強靭な物性を持つGC社チタンニオブ合金(T−アロイ・タフ)を採用。 溶解時の酸化が激しく、湯流れの悪いチタンニオブ合金鋳造のため、埋没材を含め独自開発の鋳造システムを構築。生体親和性はもちろん適合、強度、機能、審美性すべてを併せ持つ、究極のチタン床が完成しました。

設計はコバルトクローム床同様に

純チタンでは対合関係の条件が厳しく、クラスプも太い物になりがちでした。また審美性を狙ったアタッチメントの適用も限定されてしまいます。 チタンニオブ床はその高い機械的強度から、コバルトクロム床と同様の設計が可能です。口腔内の状況に左右されない、柔軟な義歯設計が実現しました。

診療で安心してお使いいただくために

トラブルを未然に・
レントゲンによる全数チェック 

最善の素材と鋳造システム、クラスプ破折時の保証制度に加え、須山歯研で製作されるすべてのチタンニオブ床は、製品出荷前にレントゲンによる非破壊検査を実施。鋳造体内部状態の確認はチタン鋳造には欠かせないステップです。

増歯、改床にも柔軟に対応 

セレック、フェイザープリモテック他レーザー溶接機を完備し、増歯、増床など口腔内環境の変化に加え、万一の破折で修理が必要な場合にも柔軟に対応いたします。

チタンニオブ床・クラスプ破折の保証に関する条件

製作ご注文時

  • 製作には対合歯が必要になります。
  • 症例により、強度確保のため設計に関しご連絡させて頂く場合がございます。
  • 支台にクラウン製作を予定されている場合、義歯着脱、アンダーカット、アームウェイ設定などに関し、クラウン製作前に弊社までご相談下さい。
  • 特殊症例によりご注文いただけない場合がございます。

完成納品後

  • 通常のご使用において万一クラスプ破折が発生した場合、該当箇所を無償修理にて対応させていただきます。
  • 完成した床の削合などによる著しい強度低下がある場合、保証対象外となります。
  • 増歯、増床、改床、などは、対象外になります。
  • その他製作条件、保証内容に関しご不明な点は、弊社までお問い合わせ下さい。

須山歯研の誇るチタン鋳造の高い精度と技術力を活かし、プラモデルの鋳造にチャレンジしてみました。
非常に細かいパーツから繊細なモールドまで再現されたその状態を写真でご確認ください。
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