11/1〜12/31 11/30
ネットでの噂、そしてアップルの正式発表から、長らく開店が待たれていたアップルストア銀座がオープンしました!
日曜日朝の銀座は、いつもの喧噪が嘘のように静かで、地下コンコースもガランとしています。銀座4丁目から3丁目に向かう地下通路には、新しいアップルストアに誘導するように、iPodのカラフルな広告が並びます。
中央通りも、いつもの日曜日ならまだ閑散としている時間ですが、松屋前の道ははやくも大混雑。ストア前にはFront rowのカードを掲げた警備員の方が。
店頭に置かれたストアオープンの案内。
あいにくの雨天のため、お店を訪れる前は「ちょっと寂しいかも・・・」と思いきや、中央通りにできた列は10時少し前の時点で京橋3丁目の交差点まで延び、それが左に折れて東京国際フォーラム方向に、外堀通りを左に曲がった東京富士屋ホテル前にまで達していました。
オープニングは定刻の10時から少し前倒しで、突然ストアから起こった割れんばかりの拍手とともに始まりました。入り口にはアップルストア銀座店長スティーブ氏が、来店者の一人ひとりに握手で応じていました。
店内ではストアスタッフが左右に分かれ、来店者を大きな拍手と歓声で迎えます。オープニングイベントではあるものの、アップルがストアにおいて最優先する「すばらしい体験」を、お店に入った時から、存分に体験できたのでは。 30日の朝はあいにくの雨となった東京、ストアに訪れる前はちょっと寂しい感じかなと思っていましたが、地下道を抜け松屋の前から上がると、ストア前にはすでに長蛇の列が。この列、ストアのある中央通りを日本橋方向に延び、京橋3丁目で左折、東京国際フォーラム方面に続いた後、外堀通りを左折して、東京富士屋ホテル前まで、約1kmに達していました。日本初のアップルストア開店を楽しみにするファンにとって、雨はそれほど大きな問題にはならなかったようです(しかしもしお天気が良ければ、この列はどこまで・・・)。
10時にスタート予定の開店は、ほんの少し前倒しでスタート。突然ストア内から割れんばかりの拍手と歓声が上がったのを合図に、最初の来店者の方が店内に案内され、列に並んだ方達が次々と店内へ。店頭ではアップルストア銀座店店長、スティーブ氏が来店者を握手で迎え入れ、店内はスタッフが総出で拍手と喝采で歓迎。スタッフ、来店者がハイタッチでストア開店を祝っていました。
ストアは午前10時から午後9時までの営業ですが、オープン初日の今日は開店前の行列が消化するだけでもかなりの時間がかかる模様。有楽町ソフマップやビックピーカンオープンの際も、お店から東京フォーラムまで長蛇の列ができて驚きましたが、アップルストアはそれを大きく超えたものになっています。どうしても初日に!という方は、時間や各メディアの詳報をご確認の上でお出かけになられた方がよさそうです(笑)。
11/25
以前から安定した入手経路を探しておりましたQuantum社Fireball lct&CX用コントローラーボード、ついに独自ルートを確立しました(笑)。
中国某所にてついに発見したFireballの基板。いまのところまだ在庫はあるようで、チップ単体での販売もされていました(さすがにあれをスワップするのは・・・)。 Quantum Fireballシリーズで、Philips社TDA5424HTをコントローラー基板に利用しているlct、CXそれぞれの機種では、同チップがブローすることにより、データへのアクセスが不可となるばかりではなく、マシン本体が起動不可となるケースが発生しています。
昨年に問題となり、無償交換といった措置が取られた富士通のケースと酷似したトラブルで、ウチにバックナンバーなどからご連絡をいただいた分だけでも、アップル(iMac DV/Rev.Eシリーズにて複数の報告あり)だけではなく、問題のあるHDDを採用していた日立(プリウス・Fireball CX 10.2AT搭載機での報告あり)、IBM(IBM Aptiva 6288-39Jでの報告あり)、HP(パビリオン2000にて複数の報告あり)、富士通(FMV C3/50Lでの報告あり)などWindowsマシンにも該当機種が。
コントローラー基板の交換で、ハードディスクトラブルによるデータアクセス障害をリカバリできる確率が高く、当初相談を受けた時には大きな問題とも思わなかったのですが、その後、トラブルに合われた方からご連絡を数多くいただき、基板の貸出しなどを行っておりました。
なにか良い方法がないものかとウェブで情報を探しても、PCメーカーで同様の状態に関し記載のあるところはなく、またQuantum社自体がMaxtor社に吸収されてしまったこともあってか、ディスクメーカーにも情報はなし。
現在Quantum社製品を扱う日本マックストア社に連絡を取りましたところ、手持ちのハードディスクの調査を行うとの旨で送付をしましたが、調査内容に関する回答は残念ながらなく(なぜ送付させたのか、未だ不明・・・)、同時に質問をさせていただいた「ブローアップの発生頻度と予防策」、「ブローアップ後のデータサルベージ方法」、「TDA5247HT、AN8428GAK搭載制御基盤のコンパチビリティー」、「搭載される各社コンピューター/機種」といった項目をお聞きしたのですが、こちらについても現在お答えしかねるとのことでした。
トラブル発生時の対応方法に関しては、保障期間内の故障でHDD単体購入の場合は日本マックストア販売代理店、PC等のセットで購入された製品に含まれるHDDは、そのセットメーカーが対応という見解ですが、メーカーでの修理ですと一律本体の預かり/ハードディスクの交換といった対応となっているようです。
方法がなければ仕方がないところですが、比較的簡単に、かつある程度の割合でデータ復旧ができるトラブルのため、こうしたメーカーの対応は、意地悪く言えば「不思議」ですが(笑)、本体が起動できなくなってヤフオクに格安で出品されるiMacや、データがまっさらになって返ってきたiMac、修理代金として7万円をチャージされたiMacなど、バランスを欠いた状況になっているのは否めません。
コンピューターは情報を扱うための道具であり、現在では「一部のマニア(笑)」のものではなく、日常生活に深く関与するようになりました。動くようにすれば修理完了、その為のバックアップといったユーザに全ての責任を転嫁する考え方は、そろそろメーカー、そしてユーザ自体も考え直すべきではないかと思います(ウィルスもしかり、笑。定期的なバックアップの推奨は記載があるものの、定期的なHDD交換は記載がないな・・・)。
所用で香港にでかけましたが、合間に定番のスポットへ・・・。
まずはネイザンロードに立つサブカルチャー系の城(?)、信和中心へ。
B1と1Fはキャラクターグッズやフィギュアといった物件が並び、2Fより上がソフトとなりますが、うーん、やはり濃いですね・・・(笑)。
続いては電脳街、黄金電脳(Golden Center)へ。こちらは黄金電脳商場(Golden Computer Arcade)と高登電脳中心(Golden Computer Center)、黄金網絡城(Golden Cyber City)からなる複合モール。
平日の夜でしたが、モール内はどちらもかなりの混雑ぶりでした。やはりWindows系がほとんどで、見かけたなかでは1店のみ、アップル本体、周辺機器を扱っていたようです。
各店の取扱いはマザー、周辺機器のハードウェアが中心で、黄金網絡城ではゲーム関連が充実。マザーボードなどは個人のニーズと好みによるセミオーダーを受ける店も。
次に訪れたのがSham Shui Poの電気街。電脳となるとコンピューター関連ですが、こちらは電動工具や機械、測定器、電球他、電気全般。
えー、土地柄でしょうか。やはりなにやら怪しい物件も多数・・・(笑)。
ちなみにこちらは黄金中心の中にあった自販機。香港の交通機関などで広く利用されるプリペイドカード、オクトパス・カード(八達通)を用い、ジュースも買えます。元々香港は自販機は少なかったようですが、こうしたカードとともに利便性の高い機種が登場しているようです。 11/17
昨日16日は千葉市ハーモニープラザで開催された千葉市中途失聴・難聴者協会の設立10周年記念大会にブース出展のため参加しました。
千葉市ハーモニープラザにて開催された千葉市中途失聴・難聴者協会設立10周年記念大会に、須山補聴器として出展。
第一部の記念式典に加え、第二部では筑波技術短期大学学長、大沼直紀氏による「聴覚補償から情報保障へ」と題した講演と、手話紙芝居ボランティアグループ・わノ会によるアトラクションが。好天もあり沢山の参加者が来場されました。
同式典では、聴覚機能補助用品として、各業種から出展がありましたが、補聴器部門として須山補聴器が出展。この他、人工内耳の日本コクレア社、パンチングウォッチを出品の東京信友社、聴覚補助周辺機器・サービスを扱われる自立コム社が出展され、参加者からの質問に応じていました。 同式典の中で行われた、筑波大技術短期大学学長、大沼直紀氏による講演「聴覚補償から情報保障」では、これまでの聴覚補償が果たした役割と問題点、情報保障を確立する上での今後の課題について解説がされました。
聴覚は日常のコミュニケーションの上で、意識せずに用いられている方法ですが、それだけに聴力の低下で話のやりとりがうまくいかない人と、どうコミュニケーションを取るかが分らないだけではなく、なぜコミュニケーションが取れないかに気がつかないことも多々あるようです。声をかけたのに反応が無かった、言ったはずなのにそれが伝わっていない。こうしたことから話を聞いていないんじゃないか、無視されているんじゃないかといった誤解を持ってしまうことも。
これまでこうした問題は、聞こえない状態によるものであり、それをなんとか補おうという取組みが進められてきましたが、これが聴覚補償にあたります。補聴器や人工内耳、音声コミュニケーションのための発声指導などもその一つではありますが、聴覚保障のアプローチだけでは限界が。
聴覚やコミュニケーションに関し情報を得る事は、日常生活ではほとんどありません。聴覚に問題が無い方が聴覚障害を持つ方に接する際のコミュニケーションの取り方、また突発性難聴や加齢、疾病などで自身が聴覚障害を持つこととなった方、聴覚障害にかかわる人の多くが情報不足というのが今の現状です。
こうした聴覚障害・難聴に関する情報の提供に加え、聴覚障害を持つ方が日常の様々な情報をいかにキャッチするかという「手段の保障」も現在取組みが進められ、視覚や触覚を活かした意思伝達方法や、聴能を強化する手法につき講演でも紹介がされました。これら聴覚障害を持つ方サイドの話とともに、聴覚障害を持たない方にいかに知ってもらうか、感心・興味を持ってもらい、理解を深めてもらうかが、これから一番のテーマとしてまとめられました。
初心者でも馴染みやすく上級者にも「おっ」と言わせるデモと濃いメンバー(失礼、かつお世話になっております!)でお馴染みのMacで音楽クラブが主催となる「Macで音楽祭り」が、11月23、24の両日、アップルコンピューター48階セミナールームにて開催されるとのこと。共催に音楽関連UGを加え、日頃の活動報告、ステージデモ&パフォーマンス、ベンダー各社による製品出展、実演、即売が予定されています。DTMに興味をお持ちの方は、連休にマックでの最新音楽製作事情をチェックされてみては。
11/12
久しぶりにメンテナンスで持ち込まれた青iBook、前回は机からの落下でしたが、今回のトラブルは液晶ディスプレイのバックランプが点灯しなくなったとのこと。原因はどうやら、作業中に食べていたラーメンの模様・・・。
ラーメンの汁をこぼし画面が映らなくなったと、金属床斉藤さんより持ち込まれたiBook Dual USB。状況からかなりヤバいかな、と思いつつ動作確認をしたところ、幸いなことにディスプレイ自体にはうっすら表示がされていました。(拡大)。
動作品のiBookとニコイチで原因を探したところ、ディスプレイ下に横向きで置かれるバックライト発光用のインバーターが動作せず。さすがにこのあたりでは単体パーツでの入手は面倒かつ高額となるため、定番、ヤフーオークションを検索(笑、拡大)。
インバーターはネットではpbparts.comなどで単品販売もされていますが、いかんせんコストが・・・。今回はiBookの匡体セットに付属していた物件を狙い、無事落札に成功(ありがとうございました!拡大)。
ラーメン汁の侵入経路はこちら。液晶パネル面に汁がかかり、それが垂れて液晶下のインバーターを直撃した模様。うーん、意外な弱点か・・・(拡大)? なんとか事なきを得たiBookですが、やはり部品などの入手はヤフーオークションが強力。液晶パネルやマザーボードといったパーツですと、常時に近い状態で出品されています。しかしヤフー相場というのか、かなり設定は高額で、ネットショップでも小分けにして販売されているパーツはちょっと手を出しにくいのが現状です。
今回のインバーターは単品パーツとしては出にくい物件で、pbparts.comでも150ドル近い設定ですが、逆に別パーツとしてのオマケについていることも。狙いとしては液晶パネルユニットで、落下で液晶パネルが割れてしまっているケース。トップパネルが人気だった際には利用範囲も広いのですが、現在ではあまり用途が無いようで、比較的安価に取引きされています。
もうひとつはケースとして売られている場合で、今回は補足写真にインバーターが付いた物件を発見。かなり好条件にてお取り引きをさせていたいだきました。(ありがとうございました!)
取引きや落札した物件の内容など、不明確となることもあるネットオークションですが、トリッキーな物を探す際、個人的には無くてはならない存在に。検索からスタートし、入札、取引き、落札物件の活用と、実際の役に立つと同時に、過程も含め楽しんでおります(時には業務として、笑)。
11/4
北米外で初となるアップル直営のリテールショップ、銀座にて工事が進められておりましたが、11月30日オープンの告知がようやくアップルより出されています。場所は中央通り(銀座通り)沿いの銀座3丁目。これまでアメリカではショッピングモール内での展開を中心に、一部スタンフォード大学の学生街や、ニューヨークソーホーといった、都市部中心地を外した場所に出店をしていましたが、シカゴストアでは目抜き通りのGAP跡地に出店、幅広い来店者層にアピールする取り組みを進めてきています。
銀座ストアは銀座4丁目の交差点よりワンブロックと、大変な好立地。特に中央通り2〜4丁目は高級ブティックやデパートが立ち並ぶ、銀座でもきってのファッションエリア。昼間や休日は20代〜50代女性の比率が高く、比較的コンピューターに縁の薄い層へのアピールを試みます。
またオフィス街としての顔を持つ有楽町ー銀座ー築地エリア、現在開発が進められている汐留エリアからも9時までと長い営業時間と合わせ、集客を見込めそうです。
オープンの11月30日には、グランドオープニングイベントとして、先着2,500名に記念Tシャツの無料配付も準備されているとのこと。日曜日オープンですので、ウチでも土曜夜から補聴器ビル泊まりでなにかイベントでも・・・?(笑)
(Keita Suyama : Chief Editor / Yes! We're Suyama Dental Lab)
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