6/1〜6/30

6/26


San Francisco Expo/新PowerBookシリーズ発売を記念と称して行いましたアンケート企画、激しく遅れ恐縮至極ですが、ようやく集計とまとめが完了。応募総数が2,106と、大変沢山の方にご参加いただき、「アップルへ一言」欄には、1,804名の方からご意見をいただきました。ありがとうございます!

アンケートの集計結果に加え、お寄せいただいたご意見につきましては、一部文字化けしてしまっていたものをのぞき、23のカテゴリーに分類し、全て掲載させていただきました。私のコメントはともかく、それぞれのご意見、読みごたえのあるものだと思います。

30ページとかなりの分量となってしまいましたが、お時間のある折り、是非ご覧いただければ幸いです。

 

2003 San Francisco Expo&新PowerBookシリーズ発表記念(?)

アンケート結果発表

 

プレゼント当選者発表につきましては、もうしばらくお待ち下さい・・・。


6/24


東京国際フォーラムに開催されたWWDC上映会に参加しました。こちらは写真撮影が禁じられておりますので、とりあえずメモを・・・。

エアマックエクストリーム

802.11g 先日承認
airport 3.1にアップデート
300000の出荷

アップルストアについて

25ヶ月で58店舗
1700万人の来場者
ソーホーの店を紹介

シカゴ・サンフランシスコ・東京に新店舗
シカゴでは今週末・ミシガンアベニュー
サンフランシスコ来年春開店 マーケットストリート/バージンの隣
東京は銀座・実際の完成予定図も紹介

iPod

第三世代めの製品を展開
ドックを持ちシンクロ
今日、100万台目のiPodを出荷
iTunes4・ミュージックストア/8週間前にスタート/5百万曲の販売/先週土曜日に達成
オサマビンラディン師とiPodをテーマにしたギャグもナイトショウにて放映

サファリ

500万のダウンロード(1月から)
タブ・ブラウジングを追加
半年間のベータ/可能なだけ意見を吸収/WEB上で数時間後にダウンロードスタート
サファリのSDK機能の解放

Mac OS X

好調な推移/2001年に50万のアクティブユーザーから700万のアクティブユーザー
6000のソフトウェア
Mac OS Xの過渡期は今年で終了/開発者に対しての感謝を表明
Cheetar Pumaに続きjaguarは終了、Pantherをリリース
UNIXベースの最も大きなOS
WINDOWSとのネットワーク親和性の向上

新ファインダー

これまではコンピューター中心のブラウジング
コンピューターセントリックからユーザーセントリックへ
一つのカラムに/iTunesライクなブラウジング
高速な検索
アクションボタン
ラベルの復活/ファイル・フォルダネームに楕円でカラーリング
ネットワーキングブラウジング/UNIX/Windowsネットワークを自由にブラウズ
オープン&セーブパネルの実装
検索は入力に伴い絞り込み

iDiskの拡張

手作業でこれまではファイルの保存
10.3からはバックグラウンドでシンクロ/自動更新/バックアップ
複数のコンピューターに対しても動機可能

Expose(エクスポゼ)

簡単にファイルを利用することを目的
マルチタスキング環境において複数のアプリケーションを利用
ウィンドウが煩雑に/目的のウィンドウをフロントに
ウィンドウを縮小し、全画面に分散させることで実現
iPhotoと同様のアプローチながら、ウィンドウの配置とは関係なく視認性よく分散される
同一アプリケーションのウィンドウは表示順が連続して表示

ウィンドウの表示ウィンドウを一括してデスクトップ外へ移動させることも可能/メールにファイルを添付する例をデモ

クオーツエクストリームにて実現

スクリーンコーナー/マウス・キーボードでのアクティベーションも可能

File Vault(ファイルボルト)

ノートを紛失した際のデータ保護
ホームディレクトリに対するセキュリティー

メール

高速化
サファリHTMLレンダリング
アドレスがオブジェクトとして取り扱われる/アドレスを入力すると自由に配置可能

Built in Fax

アプリケーションのプリントボタンにファックスが加えられる
アドレスブックとも連携

Pixlet

スタジオグレード品質のコーデック
ピクサーから
フィルムレゾリューション
48Bit ピクセルソースデータ
ノーインターフレームコンプレッション
ファインディングニモ/マトリックスのトレーラーにて紹介
HD/2
960×540
1.0GHz PMG4でのエンコーディングをサポート
パーソナルコンピューターにおいては初

プレビュー(PDFリーダ)

PDFがMax OS の中核ファイル方式/マシンに依存しない
レンダリングが高速(PDF1.4)
WIndows Acrobat6/71対28秒(978ページフルスクロール)
検索も高速
キャッシングに頼らずリアルタイムレンダリング
検索部もキーワードで該当箇所をピックアップ

どんなアプリケーションからもPDFを作成可能
ファックスボタンの横に製作ボタン
ポストスクリプトからPDFへの変換が可能

ファストユーザースイッチング

Windows XPではすでに実現
メニューは右上に
XPに対しさらに使いやすく高速に
ボックスのローテーションでデスクトップ切り替え

フォントブック

プロフォントマネージメント
フォントブックマネージャーからインストール/ブラウズ/検索が可能
検索は絞り込みが可能
Pantherに共通する特徴としてブラウズと検索が高速に

iChatからiChat AVへ

iChatは25%のユーザーが利用
iChat AV/オーディオとビデオチャットをネット上で実現
ビデオカンファレンスがユーザーレベルに
ビデオカンファレンスが究極のチャットスタイル
テキスト/オーディオ/ビデオを利用
カメラをインストールすれば自動的に設定
電話番号やIPアドレスも不要/バディーネームだけでOK
ネットワークに接続すれば、自分の位置を自動的に確認(プレゼント機能)
ネームをクリックすれば即時に接続
AIM/.Mac/Rendezvou
FireWire/USB/DVカム
56kでオーディオチャットを実現
無料でのIP電話を実現
ブロードバンドでビデオカンファレンスが可能/2500万世帯がブロードバンドネットワークを利用
フィルシラーとのiChat AVのデモ
ワトソンがはじめて電話を受けた時の気持ちと表現
1月以上、アップル社内で運用/仕事の方法も大きく変化

オーディオカンファレンスデモ/フランスと接続
フランスでカメラを接続させると、メニューのネーム横にカメラマークが
クリックでビデオチャットがスタート
電話がかかってくる/まず自分のプレビューが表示/接続
デモではカリフォルニアのアル・ゴア氏が登場

マックtoマックオンリーで動作
ブリーベータを12月31日まで提供
29ドルでアップデート

100の新機能
DVプレビューを本日配布
129ドルで発売予定

iSight

iChat用の目・耳として機能
640×480
F2.8
マイクロホン内蔵
オートフォーカス
FireWire接続
既出製品のiBotと比較しても良好な画質を実現
iBotが見上げる角度で設置するのに対し、iSightでは正面から人物をとらえることが可能
カメラをスクリーンの上に設置することが可能
スクリーンマウンティング
回転/傾斜が可能
ポータブルマシンでも利用可能
149ドルで本日発売予定(参加者にプレゼント)

Xcode

Mac OS X用新開発ツール
スピード
GCC3.3を採用/最速のコンパイル
ネットで使えるマシンを自動的に利用することで、大幅な作業時間短縮が可能

ターンアラウンドループ
ストップ/デバッグ/コンパイル/リンク/ラン
リンクを省略
プレディクティブコンパイル
作業各ステージの前後を圧縮することでトータルなスピード化を計る

クリスエスピノサ氏
デベロッパツール・Xcodeをデモ
パンサーやiアプリケーションからインターフェースのアイデアを取り入れる
ソースコードの検索を高速に
コンパイルスピードが高速に/コードウォーリアと同等のスピード
コードに変更を加えた時点でコンパイルスタート/完了とともに表示
Pantherに含まれる

One More Thing...

インターネットでの新製品掲示ミスが紹介
プリメイチャースペシファクション、しかし本当のスペックであった
世界最速のコンピューターを紹介
チップ/システム/プロダクト

チップ

デスクトッププロセッサ/IBMとの協力/G5
64Bitプロセッサ/既存32bitのプログラムをネイティブで動かせる
1GHzのフロントサイドバス
最速2GHzのクロックスピード
FULL SMP/Dual CPU
12ユニットのコア/215のインフライトインストラクション
130ナノプロセス
SOI

ジョンEケリー氏(IBM)によるプレゼンテーション

システムは?

G5のシステムコントローラ
400MHz 128-bitメモリの採用
AGP 8x pro Graphics
133 MHz PCI-Xの採用
ストレージ接続にはSerial ATAを採用
FireWire 800.400
USB2.0
光デジタルオーディオを初採用

各コンポーネンツ間のボトルネックを解消

製品

シングル/デュアル
8GBのメモリサポート
メモリ作業領域を拡大
4×の
FX5200
Radeon 9600 Pro
筐体をリニューアル
メタリック筐体(アルミニウム)
メッシュ状のフロント/リアパネル
冷却は前方から引き込んでリアに排気
筐体は縦に4つのセクションに分けられる
9つのファンを搭載し、それぞれをコントロール/35dB
内部アクセスはヒンジ開閉型を廃し、ドアが完全にとれる簡単なものに変更

筐体のハンドルはG5でも存続/プロフェッショナルユースからの要望

シングル1.6GHz
256MB
80GB
NVIDIA GeForce FX 5200 Ultra
$1999

シングル1.8GHz
512MB
160GB

NVIDIA GeForce FX 5200 Ultra
$2399

デュアル2GHz
512MB
160GB
ATI Radeon 9600 Pro
$2999

8月出荷予定

ベンチマークテスト

リアルアプリケーションによるベンチ

グレッグギリー氏(Adobe)によるPhotoshop動作二関するコメント

フィル・シラー氏
G5 2.0GHz DUal対デル/3.06GHzz Xeon×2マシンとの比較
2.1倍の速度的優位(Photoshop)

ブラッド・ピブラー氏
ハイエンドアプリケーションにおけるマシンパワーの重要性を再確認
ルクソロジーの3Dアニメーション・レンダリングデモにて優位性を確認

ウルフハムリサーチ セオドア・グレイ氏
マスマティカによるデモ/40ステップのフラクタル演算/PCではなくワークステーションと競合可能

eMagicジェラルド・ゲデリング氏
1000以上の音声を同時に取り扱うことが可能
音声は24bit/stereo
100のイコライザ、8バンド。ステレオ系1600のEQをマシンパワーの25%程度でコントロール可能
Logicのデモ/対CUBASE マトリックス予告編の音楽

G5は1年以内に3GHzを達成を予定

PowerMac G5プレゼンテーションビデオを紹介

現在まで過去6ヶ月のイノベーション

12インチ/17インチを発表
サファリのベータバージョンの登場
iLife
Key Note
FinalCut Pro 4
iPod 2.0
Music Store
Panther
iSite
Xcode
PowerMac G5
これらのテクノロジー/プロダクツを6ヶ月で実現


6/21



名古屋商科大学大学院にて開催されるApple User Group Meeting in Nagoya/Jun 2003に参加すべく名古屋へ。

名古屋商科大学大学院でApple User Group Meeting in Nagoya/Jun 2003が開催。アップルからは「アップル体験セミナー体験 in AUGM名古屋」、Adobeは「Acrobat6の新機能紹介とAdobe InDesign2.0によるDTP作業の効率化」と題してのセッションが。株式会社ピクセラからはCapty TVを中心としたビデオソリューションが紹介されました。このあとは【めのう】さんによるatChatの紹介が続き、私もCubeに関しトホホネタを披露させていただく予定です(笑)。


6/17



現在使用しているイヤーレシーバーShure E2ですが、iPod 2付属のリモコンで利用するとノイズが生じるという話しを聞き確認と対策を。

Shure E2ですが、ジャック部根元とリモコンのケース部分が接触すると、僅かながらチリチリといったノイズが発生しました。

原因はどうやらリモコン基板とリモコンケースの接触。固定用の支柱が絶縁されておらず、これに基板が収まり、ケースを通じレシーバーのアースが接触するとノイズ発生。当初プラパーツかと思い、該当箇所を削ればと思ったら金属製で、レシーバー側に対策を。

ヤッツケ対策として、ビニールテープをドーナツ型に切削しジャックへ。

これまでリモコンを使っていなかったため気がつきませんでしたが、確かにチリチリという僅かなノイズが生じていました。ジャック接点部を少々動かしてみるとノイズが止まるため、リモコンケースとレシーバーアースの接触で発生していることを確認。

ヤッツケでビニールテープをドーナツ状に切り抜きジャック根元に貼ったところ解決しました。こちらの組み合わせ以外でも、ヘッドホン/レシーバーのジャック形状によっては発生する可能性があるかと思われ、お心あたりの方は試されてみては。


6/15



補聴器の仕事で試すことになったShure社のクローズタイプイヤレシーバー「E2」。演劇用モニタとしての利用でイヤーモールドをというリクエストでしたが、テストを兼ねて一台入手し、自分用に製作をしてみました。

マイクなどでは有名なShure社ですが、こちらは同社製クローズタイプイヤレシーバー「E2」。今回はheadphone shop AIRY(お世話になりました!)より購入。価格は12,000円(拡大)。

セット内容はイヤレシーバー,シリコン製イヤチップ(大/小)、自己整形タイプイヤプラグ(大/中/小)、携帯用ケースという構成(拡大)。

レシーバーはダイナミック型ドライバを用いたもので、容量の大きなエンクロージャーはかなり肉厚となっています(拡大)。

付属のイヤチップですが、どうも少々全体に大きめの模様。また外耳道を第一カーブ手前の入り口付近で封鎖するため、外耳道閉鎖効果は顕著。音質的にはフラットながら高入力への耐性が非常に高く、歪みの無い音が楽しめるため、対策としてリオン社ソフトイヤチップSSを試用。自声の響きや顎関節音をかなり抑制することができました。

それではと定番(?)の簡易イヤーモールド製作開始。ハードイヤモールドを作る上で、レシーバーの耳甲介腔での位置設定を見ることが目的でしたが、思いのほかこれでも良好な結果を得ることができました。

テスト製作したシリコン製イヤーモールド。高域減衰を嫌い、イヤーレシーバー音導孔を拡大して外耳道を第二カーブまで延長、イヤーモールド先端部も可及的にホーン形状としてみました(拡大)。

今回は透明シリコンでひな形を用意し、イヤレシーバーの位置を確認しながらの作業に(拡大)。

ピンク色に見える部分を方向と形状を修正し、イヤーモールド外形を決定(拡大)。

ここまで延長します(笑、拡大)。

高周波成分減衰を抑制を狙いイヤーレシーバー音導孔拡大、外耳道延長、先端ホーン形状化を行いましたが、どうにか目的は達成。外耳道内の低周波共鳴も抑えられ、少々ブーミーであった音質もフラットとなりました。また自声の響きについても、付属イヤチップに比べ大きく改善。続いてプラスチックシェル/イヤーモールドの製作を予定していますが、この時は外耳道内加圧部調整で、更なる改善を目指します。


6/10



先に発売が開始された舘林製作所製PowerBook 17"用インナーケース。15インチの持ち運びにも利用してきましたが、17インチでも必携と発注をさせていただきました。

丸型角型についての比較は、お馴染み「medical macintosh」山本先生による使用インプレッションにて詳細に記されており、どちらにしようかとお考えの方は要チェックです。

ディパックやダッフルバックの中に放り込んで運ぶことがほとんどのため、丸型/取っ手無しをチョイス。折角ということで、天板をカーボン材で製作していただくことに・・・(笑)。しかしシャンパンゴールドとのカラーマッチング、非常に良いです(拡大)!

ケースの佇まいは大人しめで、木の調度とマッチするものに(拡大)。

ケースを開くと、奥行き方向に少しの遊びが(拡大)。

ノートを開くとこのような形に(拡大)。

上記の遊びは、ヒンジ形状の変更により、液晶パネルを開いた際に逃げ分に(拡大)。

この程度遊びがありますが、持ち運びに際し、中で大きく動いてしまうことは無い様です(拡大)。

ちょっとためしに、縁にぴったりつけた状態で液晶パネルを開いてみた所、程よい傾斜が。ヒンジへの負荷はそれほどなさそうなため、もう一絞りというのであれば、外形寸法ジャストサイズというのもアリでしょうか(拡大)?

同ケースの到着までは、いつものダッフルからディパックに持ち替え、かなり気を使って持ち運んでいたPowerBook 17"ですが、これで安心して移動ができるようになりました。

天板はアルミ板に1.0mmのカーボン材を張り合わせたコンポジットということで、剛性はかなり向上している模様。重さはノーマルタイプのプラス200g増、価格は3万円となりますが、持ち歩き用の少し贅沢な保険として愛用させていただきます!

(Keita Suyama : Chief Editor / Yes! We're Suyama Dental Lab)

 

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