5/1〜5/31

5/31



林檎つまみぐい」かえでさん(お世話になっております!)より、ご友人のPowerBook G4 17"のファンから異音発生とのお話をいただき、原因だけでも分ればと該当箇所をバラしてみました。

PowerBook G4 17インチのファンは、冷却ユニットとして液晶ディスプレイヒンジ部に固定されているため、ほぼ全バラが必要。久しぶりの分解作業でしたが、思いのほか順調に進みました。これもASCIIでの特訓の成果か(とほほ)。

ファンはインシュレーターを兼ねた両面テープで固定されていますが、ケースとフィンのクリアランスが極めてデッド。写真のような方向に応力がかかると、お持ち込みいただいたマシンでは干渉が起こりました。

お話では特に前兆もなく、突然なにか異物と干渉しているようなノイズが発生し、音楽を聞いていても邪魔になる大きさとのこと。異音を発生させるような異物の混入は構造上無いように思いましたが、該当箇所を開けてみたところ、ファンが収まる冷却ユニット兼ディスプレイヒンジ土台に特定方向の応力がかかると、ケースとフィンが干渉する模様。

組み立て後の動作確認において、異音は確認できませんでしたが、微妙な組み付けや、設置場所、ディスプレイ角度による応力(冷却ユニット兼ディスプレイヒンジ土台の剛性不足)といった点が原因として考えられます。

とりあえず現象は出ない状態でしたのでしばらく様子を見ていただくこととなりましたが、17インチという巨大ディスプレイを支えるだけに、少々不安なところも。自機でもチェックをしていきたいと思います。


5/25



Macお宝鑑定団、DANBOさんの指令により(笑)、国内初のアップルストアになると見られる建物状況確認を。

ロサンゼルスのファーマーズマーケットにあるショッピングモール「The Grove」内のアップルストア。

全米にて展開されているアップスストア。単に直営の販売店というだけではなく、アップルの文化を伝え、ユーザーのコミュニケーションセンターとしても機能しているようですが、日本にもついに進出の模様。

独立店舗形態のアップルストアはニューヨーク・ソーホー地区、パロアルト・スタンフォード大学ショッピングエリア、そしてロサンゼルスのファーマーズマーケットにあるショッピングモール「The Grove」内のお店があります。

ソーホー店はクラシカル、パロアルト店はカジュアルと、街の雰囲気に馴染む外装を取っていますが、銀座のイメージとなると、シルバーを基調としたクールなデザインのファーマーズマーケット店がマッチするかも・・・?

銀座にアップルストアが?との噂が流れはじめたころの銀座サエグサ本館。中央通り、銀座3丁目交差点で松屋の正面と、アメリカのアップルストアと比較しても、非常によいロケーションに位置しています。

iPod 2発売イベントの頃に撮影した様子。現在ではビル全体が覆われ改装工事が進められています。先日通りかかった時には、以前入っていた三井住友銀行の金庫撤去か、空気圧搾機の音が鳴り響いていました(笑)。勤務先からは歩いて5分の距離で、通勤ルート上のため、今後もチェックを・・・。

銀座から程近いJR有楽町駅周辺には、ビックピーカン、有楽町ソフマップとアップル製品を幅広く扱う大型店もあり、区は異なるものの、直線距離で500m程度の位置にアップル直営店が誕生した場合、このあたりの営業にもなんらかの影響が?

販売はもちろん、アップルのアンテナショップという位置付けから、販売価格や商品ラインナップにも変化をつけて対応するかと思われますが、いっそソフマップとのコラボレーションショップとしても面白いのでは。

銀座勤務先から東京駅京葉線乗場までは、ルート上に有楽町ソフマップ/ビックピーカンがありますが、これに銀座3丁目も加わりそうです。個人的には営業時間が8時くらいまでだとありがたい・・・(笑)。


5/23



ドライバより発せられる音響エネルギーを、いかに忠実にリスナーへ届けるかをテーマに開発されるタイムドメイン社スピーカー、個人用としても愛用させていただいていますが、その小型スピーカーシステム「TIMEDOMAIN mini ステレオスピーカ 」が、アップルストアでも取扱い開始とのこと。

先に発売となったiPod 2と組み合わせ、スモールシステムとしてみました。音源による制限は若干あるものの、分離のよい聞き込める音が得られました。

5cmフルレンジという口径は、どうしても絶対的な重低音には欠けますが、正確な定位により臨場感が損なわれることはありません。また非常に忠実な再生のため音源を選びますが(笑)、そのサイズからは予想できない音の拡がりが得られる希少な存在。

18,000円という価格は、PC用と考えると少々高額な設定ではありますが、プライベートモニターとしてはセッティングが簡単なリーズナブルシステムとして魅力的。最近のサブウーファー付きセットに馴れた耳には、正直なところ最初に聞いた時は「あれ?」といった物足りなさを感じるかも知れませんが、5分、10分と聞いていると、聞き込んだ曲ほど、新しい発見があるスピーカーです。

 

補聴器部千葉本店が改装となり、一部屋増えた接客ルーム用にWINマシンのオーダーが。省スペース型としてこれまでも利用していた中古のDell「Optiplex」をOTTO2号店にて購入。それ程スペックを必要とする用途ではない(補聴器調整/ファイルメーカークライアント)のため、それこそCeleron 400MHzあたりで12,800円といった物件も検討していましたが、結局選択したのはPentium 3/1GHz/192MB/40GB/Windows 2000の構成で4万円強。

省スペースデスクトップとして、銀座で3台、千葉で1台利用していたDell Optiplex。これまではPentium 3/600MHzでしたが、補聴器調整/ファイルメーカークライアントとしては必要にして十分。今回は本命だった600MHzがバンドルOS選択で売り切れで1GHzモデルに決定。しかし自宅のWINメインマシンと同じクロックで4万円か・・・。

MacintoshユーザーにとってWindows環境との協調としては、やはりVirtual PCに代表されるエミュレーターが人気ですが、このスペックのマシンがこの価格で手に入るとなると、近年のネットワーク上での親和性向上からもハードウェアでの追加運用が現実的か?Windowsマシンを周辺機器I/O且つファイルサーバとして利用し、Macintoshはクライアントとして利用といった運用もアリでしょうか?


5/12



先のイベントで入手したiPod 2、すでに海外サイトにて内部構造が紹介されておりますが、試しにウチでも(笑)。

iPod 2のコンポーネンツ(拡大)。

30GBモデルでは東芝製1.8" HDD「MK3004GAH」が搭載されていました(拡大)。

旧モデルではリチウムポリマーバッテリが採用されたiPodですが、2ではリチウムイオンバッテリーに。大幅な小型化を実現しています(拡大)。

ハードディスクは耐ショック性向上のため、軟質フレームでサンドイッチ。今日も70cm高さから落としましたが(笑)動作に問題はなし(拡大)。

インプレッションについても各サイトにて報告されていますが、手にして感じたのはやはり薄さ。面取りされたフロントパネル側コーナーもあり、手により馴染むスタイルに。ポケットに入れても邪魔にならず、付属するホルスターもなかなかの使い勝手です。前期モデルで採用になったタッチパッド方式のスクロールホイールは、レスポンスも良好。中央横方向に配置されたコマンドボタン群も、視認性が良く、こまかな使い勝手もブラッシュアップされています。

15GB/30GBに標準バンドルされることとなったデータ移動/充電用クレイドルは、大変シンプルなデザインながら、毎日持ち歩くiPodだけに嬉しい改善点。クレイドル自体のラインはケーブルからスルーとなっており、付属ケーブルを使い直接iPod 2に接続することも可能。クレイドルにはオーディオ出力用のミニプラグラインアウト端子も用意され、家庭用としての配慮がなされています。

初代iPodでは径が大きすぎると不評であったイヤレシーバーも耳に馴染みやすいものに。リモコンはインターフェースは同じものの、これまで本体との接続部に接触不良といった問題が発生することがあったようで、リモコンと音声シグナルをY字状に分岐する特殊形状コネクタとなっています。音質的にはフラットながらローまで伸びるドライバ、これは耳型を採ってセミカナルシェルを作らないと・・・(笑)。

 

バラしついでに、手持ちの初期型5GB iPodとのHDDスワップを試みましたが、さて、結果やいかに・・・?

左が初代iPodに搭載された5GB、右がiPod 2の30GB。厚みはご覧の通りほぼ倍もあるでしょうか(拡大)?

厚みはともかく、まずは動作確認のためスワップした後に初期化。動作には問題ない模様(拡大)。

iPod Software 1.3 Updaterにて初期化して、きちんと認識されました(拡大)。

厚みを少しでもかせごうと、インシュレーターを取り外して無駄なあがきのビニールテープ(笑、拡大)。

裏蓋を半ば強引にはめ込み起動。とりあえず電源は入ったものの、なにやら嫌な予感・・・(拡大)。

うっ・・・、Sad iPodが登場・・・。しかし不幸中の幸いで、ハードディスクの歪みでディスクが回転しなかっただけで済みました(拡大)。結局内蔵バッテリーはあきらめ、TransPod専用マシンとなりました(笑)。

一方の5GB HDDを積んだiPod 2は、付属の「iPod Software 2.0 Updater」にて初期化し無事稼動。個人的には持ち歩き用はこれくらいで十分(拡大)。

個人的にはTransPodで利用することが多いiPod。iPod 2のネックは、インターフェース変更により利用ができなくなってしまうことで、これをなんとかフィックスできないかと挑戦してみたものの、結局は厚みが僅かに足りず、本当の専用マシンに。なんとか目的は達したものの、試合に勝って勝負に負けたといった所か・・・?5GBとなったiPod 2は、付属するiPod Software 2.0 Updaterにて初期化をして無事稼動。しばらくはこの状態で使ってみようかと・・・。


5/9



デザインが一新され、よりスリムに、より大容量となったiPod 2の発売開始を記念して、有楽町ソフマップにてイベントが開催されました。

7時からのイベントですが、前倒しでiPod 2の製品紹介デモンストレーションがスタート。

イベント開始に先立ち、iPod 2の製品紹介がスタート。緊急イベントにもかかわらず、有楽町ソフマップのエンテランス特設会場には、次第に黒山の人だかりが。

7時を越えると、オーディエンスは有楽町ソフマップエンテランス外にまで拡大。

製品発表にはアップル原田社長と、ソフマップ山科社長が登場。iPod 2の紹介と併せ、アメリカにて始まったiTunes Storeについても報告がありましたが、気になる日本での展開や、銀座にオープンが噂される国内初となるアップルストアに関しても、残念ながら触れられませんでした。

会場に登場した原田社長もiPodユーザーで、ご自身のバンド演奏の反省会用にも利用しているといったエピソードも披露。

ステージに持ち込まれたスーツケース。一体何かと注目が集まりましたが実はMDディスクがギッシリ。MDを引き合いにし、30GBモデルと同量のサウンドデータ保存に必要な枚数は625枚、重さは18.75kgに達し、実際に準備でかかったメディア代金も7万円になったとか。ユーモアを交えながらの説明が。

またアメリカでは先週末から発売になっていたiPod 2が、週末のみで2万台、1週間で11万台の売上を記録し、好調な滑り出しを見せたことも紹介されました。

シリコンプレーヤーカテゴリーでのiPodが占めるポジションにつき説明があり、その優位性を強調。またMDとの比較も、会場の笑いを誘うとともに、分かりやすいプレゼンテーションに皆さん熱心に聞き入っていたようです。

会場となったソフマップに関しても発表があり、ソフマップ山科社長より秋葉原エリアに誕生する新ショップについての紹介が。秋葉原地区ではマッキントッシュ関連を扱うソフマップ2号店・マックコレクションが営業していますが、これに中央通り本店隣に5月15日、新2号店をオープン。これを記念したオープニングイベントや特別セールが準備されているとのことでした。

OS X Jaguar発表に続きキックオフイベント会場となった有楽町ソフマップ。山科社長もまたiPodユーザとのこと。

メーカーと販売店としての協力体制を確認する両社社長。原田社長からは「MDコーナーをもう少しiPodコーナーにしては・・・」といったリクエストも。

両者社長がステージを降りると、お待ちかねのビンゴ大会。iPod 2購入者と、2000円以上の買い物をした方で2通りのビンゴカードが配られましたが、商品はiBookありiPodありと大変豪華!

熱心なアップルファンも沢山いらしたようですが、それ以外の方にもiPodの認知度はなかなか高いようで、足を止めてプレゼンテーションを聞いている方も多かった様子。PCの周辺機器という性格には変わりありませんが、シェア、使い勝手、認知度などの要素からも、最も家電カテゴリーに近いと思われるiPod、今後ウォークマンやMDに変わるデバイスを目指しますが、手ごたえは十分のようでした。


5/6



ここ数年途絶えていた社員旅行、義歯課松崎さんを中心とした真砂会により、有志企画として復活し、ゴールデンウィークに2泊3日の東北ツアーが敢行されました。

久しぶりの社員旅行となりましたが、まずは有志14名の小振りな旅行に。一路東北新幹線にて盛岡を目指します。

旅のはじめは腹ごしらえ。「初駒」にてわんこそばで昼食となりました。義歯課北川さんも果敢にアタック。

昼食後、バスにて十和田湖へ。雄大な湖をバックにポーズを決める幹事、松崎さん。

夜は十和田湖畔に宿を取り、夜は当然定番のカラオケ(笑)。「旅姿三人男」を披露するは義歯課田中さん。

二日目は奥入瀬渓流を散策。雪解け水が多く、清冽な流れとすがすがしい朝の空気をしばし満喫。

小さな滝をバックに記念撮影。

お昼には朝食を兼ねて、千人風呂で有名な酸ヶ湯へ。古風な作りながら体育館を思わせる千人風呂の広さは圧巻。

湯に入り、食事でお腹がふくれた後は、八幡平にて涼しい空気を満喫。夜は松川温泉・峡雲荘に投宿し、露天風呂へ。

最終日はまず玉川温泉を散策。温泉たまごを求めさすらう社長と長井専務。

その後田沢湖にてしばし休憩。こちらではちょうど今桜が満開で、思いがけず花見を楽しむことができました。

そして角館、武家屋敷町を散策。昼食の栗おこわと稲庭うどんも絶品でした。

久しぶりの社員旅行となりましたが、北東北をバスで回る2泊3日の旅、走行距離は600kmを越えるかなり欲張りなものでしたが、天候に恵まれ、食と温泉の楽しいツアーとなりました。

最近では個人旅行や家族単位での外出が増え、団体旅行はちょっとおっくうという感じもありますが、団体じゃなければいかない、やらないイベントも、参加してみると楽しいもの。さて、次回はどこに出かけるのか・・・?

(Keita Suyama : Chief Editor / Yes! We're Suyama Dental Lab)

 

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