ご不便をお掛けいたしますが何卒ご了承の程、お願い申し上げます。
遅ればせながらSonnet社のPowerMac用G4カードを入手、手持ちのCubeにインストールし、1GHz化をしてみました。
Sonnet社より発売されるPowerMac G4用アップグレードカード「Crescendo/ST
G4」。本来はCubeは適用除外のパッケージなのですが、これをCubeに・・・。入手先はお馴染みMac市場(毎度お世話になっております!、拡大) |
Cube用としてファンのキットも設定されているものの、ソフマップ他でお聞きしたところ1GHz用は発売延期とのこと。と言うことで自前で用意することに。ファンは本来台座を使うと20mm厚までしか利用できませんが、どうせ改造なので冷却効率を優先しNidecの25mm厚を用意。回転数も4600rpmと強烈ながら音も強烈(笑)。それに気休め系グッズとしてシルバーグリスと、電源分岐ケーブルを(拡大)。 |
左はオリジナルのPower PC G4(XPC7400)/450MHz。右がSonnet
Crescendo/ST G4で、パッケージには7455が載ってるのですが・・・(拡大)。 |
増設したファンですが、実は台座を折り曲げるとドンピシャで25mm厚の物が入ります。固定は折り曲げた台座をスプリング代わりにして動かないレベルに(拡大)。 |
CPUカード、ヒートシンク、ファンの位置関係はご覧の通り(拡大)。 |
当初組み付け不良でインナーユニットが抜けなくなって青くなりましたが(笑)、ほどなく作業完了。(拡大)。 |
システムプロフィール画面。2000年夏のMacworldで発表となったPowerMac
G4 Cubeですが、グラフィックやメモリ関連などに少々の古さはあるものの、実質現行モデル同等までスペックアップできるのは魅了。あとはもう少し製品としての価格が抑えられてくれれば・・・(笑)。 |
気になるのは効果と作動温度ですが、スピードについては効果大でまさに現行マシン並みのパフォーマンスが得られました。動作温度も放射温度計で排熱孔より測定を行いましたが、26度程度と安定した値に。
実売価格ではまだまだ高額な物件ではありますが、ワンアンドオンリーとも言えるコンパクトデスクトップのCubeを末永く使いたいという方にはやはり魅力的な選択肢。そのCubeの美点である静音設計と相反するファン増設ですが、今回選択したファンは少々オーバースペック気味でもあり、静音と冷却をバランスさせるファン選択も面白い課題かもしれません。
12/23
ここのところ所用で容量の大きなドライブが欲しいと思っておりましたが、メルコ社Buffaloブランドの外付けHDD「DIU2-B」シリーズの250GBを入手。IEEE1394の6ピン、4ピン、そしてUSB2.0/1.1ポートを持ち、なかなか幅広く使えそうですが、まだまだGB単位当たりの価格は高め。しかしこのサイズをワンボリュームとして使えるのはなかなか魅力的です。
メルコ社Buffaloブランドの外付けHDD「DIU2-B」。250GBの大容量を誇り、インターフェースはIEEE1394(6ピン、4ピン)、USB(2.0/1.1ポート)の両用。実売価格はまだ6万円弱とかなり割高ではありますが、ワンボリューム250GBを実現するメリットはなかなか魅力的です(千葉ヨドバシで見たら18%還元対象商品になっていました・・・)。 |
ケースはビス留めを可及的に無くしたシンプルなもの。しかしHDDからの発熱が結構あるため、ファンは増設したいところか?ケースは比較的コンパクトにまとめられ、3.5"の外付けとしては持ち運びでも場所・重量ともさほど邪魔になりません。PowerBook
G4/OS X 10.2.3で利用していますが、ドライバ他は不要。ディスクユーティリティーでフォーマットして使用しています。速度的には劇的という程ではないものの(このあたりPBG4にも依存しますが・・・)、十分なスピードが。 |
搭載されるHDDはMaxtor社「Diamond Max16」シリーズの250GB。う〜む、1/4TBにまで来ましたか・・・。 |
複数の外付けを並列に使ってきましたが、そろそろデータがどのボリュームにあったかが不案内に・・・。もちろん大きなデータを一括してという用途に最適ではありますが、「なんでもかんでも放り込んで後は検索」という向きにもよろしいのでは(笑)。
12/15
マックメムオフィスで行われた忘年会「マックメムナイト」に参加させていただきました。(皆様、お世話になりました!)
今回は忘年会の状況をストリーミングという企画も!チープ&ゴージャスな謎の機材群も見どころの一つか(笑)? |
今回は残念ながら来日はかなわなかったものの、ビデオチャットで登場された代表・猪川さん。 |
マックメムスタッフ、ユーザーの方が集まり忘年会スタート!この面子ですと、やはり話題はマック一色に(笑)。東京サービスセンター責任者の大坂さん、大分から駆けつけてくれたしらいしさん/GM@マックメム、準備などお疲れさまでした!
12/14
12日に慶応義塾大学医学部口腔外科教室・第二回オープンセミナーにて、「レーザー治療の今 〜その効果と問題点〜」と題し吉田歯科診療室、吉田格先生による講演が行われました。
右が吉田歯科診療室、吉田先生。患者さんへのプレゼンテーション/学会発表などにもMacを積極的に活用されており、当サイトにも度々ご登場いただいております。左は慶応義塾大学医学部歯科口腔外科学教室教授、中川先生。 |
歯科界でも近年急速に取り入れられつつあるレーザー治療ですが、先進性のみが紹介されがちなこの新技術を改めて「既存治療に加えられるべきオプション」として位置付け、メリット/デメリットを正確に把握し、ガス/半導体レーザーに大別されるそれぞれの方式を熟知することが必須であることを、様々な臨床例や図説を用いて解説いただきました。ドクター向けの講演であったのですが、レーザー/レーザー治療に関する基礎知識、歯科におけるレーザー治療の現状、将来の展望と、大変充実した内容で、勉強をさせていただきました。
ご存じマックメム(お世話になっております!)より登場したiMac
Rev.A〜D用のG4アップグレードカード。猪川さんのご好意によりお貸しいただき、iRackにて利用させていただいております。
カード表面(拡大)。カード自体はiMacオリジナルの物で、CPUとバックサイドキャッシュが換装されているため、互換性は問題なし。 |
モトローラ社「PowerPC G4/7410」。動作クロックは433MHzに設定。 |
折角なので@CHaT系(笑)メンバー用サイトとしても運用されているiRackにセット。マザーに固定されたシロッコファンですが、iRackでは若干冷却効率に不安があるため増設していたもので、その前にiMac
Rev.Aにて行ったテストでは全く動作に問題なし。 |
グラフィック周りはどうしてもオリジナルのグラフィックチップ性能に引っ張られるものの、その他ではなるほどG4化/クロックスピード向上の効果は大。現在OS
Xサーバにて利用していますが、メンバーの皆様、いかがでしょう(笑)。 |
iMac用G4カードは各社から発売されていますが、同製品はオリジナルのカードにCPUとバックサイドキャッシュを換装するため、増設に際しドライバのインストール/ROMデータの移動といった必要はなし。カードはパーツ交換という形となり、取り付け後オリジナルのカードを返送する必要がありますが、作業/動作確認後に返送となるため、ブランクタイムが無くて済みます。OS
Xで今後もiMac Rev.A〜Dを長く使っていきたいという方には、気軽にアップグレードができる選択肢として要チェックでは?
12/11
へなちょ こうへいさん(お世話になっております!)主催のあとりえへなちょこにて、Macデータベースが公開されたとのこと。ショップ勤務で鍛えた「ツボを押さえた」内容と、Macintosh
Plusまで遡るマシンがまとめられた幅の広さで、スペックチェックにはもってこい。増設系情報の確認などお薦めです!
iBookバッテリーベイ横にあるロックの白いパーツにヒビが入るという事例があるようですが、SAMさん(お世話になっております!)経由にてniyaさん(発送が遅れ失礼をいたしました!)より同様の状態にあるiBookをお預かりしました。ちょっと確認をしてみましたところ、どうやら該当箇所の組立時に問題があった模様。
こちらがバッテリーロック部の構成。破折が起こっているのが白いリング部。 |
こちらは背面。中央の金属ディスクに偏芯した突起があり、これが閂部を左右させます。ディスクと閂は白リングとグレーのハウジングに、匡体とともに挟み込まれる構造。ハウジングは直接匡体には固定されていません。 |
白リングですが、この部品単体では必要十分の強度が取られているように思えるのですが・・・。 |
匡体にはこの状態で固定されます。白リングとハウジング部は、白リングの脚部を加熱により溶融して抑えていますが |
この固定に問題があると、所定の位置に白リングが納まらず、上写真のように浮き上がりが生じます。お預かりした機体も同様の状態でした。 |
この状態では、内側のアルミパネルに金属ディスクの突起部が接触するため、本来は逃がされている箇所にヘコミが見られました。 |
クラックの発生はこの浮き上がった際の応力集中、もしくは突出した白リング部になんらかの外力が加わったためと思われます。とりあえず手持ちの部品をスワップさせていただきましたが、ヒビが気にならなければ白リング脚部を所定の位置に納めた上でハンダごてなどで溶融して対処可能。欠けがなければ同様にクラックを消すこともできますが、パーツが白色のため、どうしても溶着部分がグレーがかってしまう・・・(笑)。
チェック方法ですが、閂部が出た位置で前後(?)させ、金属リング部分が「ボコッ」と下に落ち込む、もしくは白リングが浮き上がってくると、同様の状態である可能性があります(僅かであれば問題ないかと思います)。
(Keita Suyama : Chief Editor / Yes!
We're Suyama Dental Lab)
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