11/1〜11/30

11/28

Mac専門店として名高いパワーラボにて、パイオニアDVR-105とRoxio Toast Liteを組み合わせたセットが販売開始された模様(Macお宝鑑定団)。iDVDとはコンパチながら、やはり活用するとなると専門ソフトが欲しいところ。ドライブはバルク品ながら26,800円という価格設定はなかなか魅力的です。Toast Liteなしのドライブ単体価格は24,800円でした。


11/26

eMacではトレーが戻る際にフロントベゼルと干渉してしまったDVR-105、トレー前部下縁を切削することで解決しました。

DVR-105のトレー部を裏から見たところですが、黒いスポンジーシートが貼られている部分にどうやらフロントベゼルの角が噛み込む模様(拡大)。

はめ込みになっているトレー前部を取り外し、段差の境まで切削(拡大)。トレー前部はトレーに切り欠きに合わせて止められ、下縁左右にひっかかりがありますので、これをねじりながらツメを外し、上方向に引き抜きます。

仕上げが甘いものの(笑)概ねレールと同じ高さとなりました(拡大)。

トレーはグレー色となりますが、AirMacカードを隠す黒色パネルのおかげで、さほど浮いた感じはなくセットすることができました。(拡大)。

Toast 5.2でも試してみましたが、きちんと機種が認識され、書き込みスピード選択のポップアップでも4倍速が選択可能となりました。書き込みも問題ありませんが、さすがにこのサイズになるとベリファイに時間がかかる・・・(笑)。iMacでも出し入れに問題はないものの、ちょっと「ガチャン」といった感じにはなるため、後程同箇所を切削する予定です。

ということでやってみようとトレー前部を外してみた所、これで十分という話も・・・(拡大)。う〜む、eMacもこれでOKだったな・・・(笑)。


11/25

先にeMacへの換装を試みたパイオニア「DVR-105」をiMac Flat Panel/800に載せ換えてみましたが、こちらでも問題なく動作しました。またeMacでは問題のあったベゼルとトレーの干渉もなく、かなりスムーズな換装作業となりました。

ほとんどボルトオンにて換装が可能な「DVR-105」ですが、一点のみ注意点が。装着に際し、フロントパネルの取り外しを行います(拡大)。

側方左右2箇所、下面2箇所、計4箇所のツメを外し、下面辺縁部から開いてゆくと、上写真のようにフロントパネルが外れます。フロントパネルの口とトレー前面とはかなりタイトですが、少しひねれば抜くことができます(拡大)。

「DVR-105」を換装した状態。上はHDDになりますが、標準ではHDDがマスター、光学ドライブがスレーブになっている模様(一回間違えました・・・、笑)。換装時にはご確認下さい。(拡大)。

色は白(薄いグレー)でオリジナルのホワイト匡体だとちょっとくすむか(黒だとなんでもアリですが、笑)。しかしトレー開閉時にeMacでは干渉がありましたが、iMacでは問題なし。(拡大)。

現在iMac 15"ではCD-RWモデルとSuperDriveモデルの価格設定は、クロック/HDD容量と併せたコンフィギュレーションの差で60,000円の開きがありますので、ベーシックモデルにプラス3万円で「DVR-105」をと言うのもなかなか魅力的。17"モデルに換装しSpecial Edition化もアリでしょうか(笑)。


11/21

DVD-Rの4倍速書き込みと低価格設定で人気を集めるパイオニア「DVR-105」。試しにeMacに入れてみましたが、動作に問題はない模様。

別件でファンの変更を検討してたのですが、匡体の熱のこもり対策を検討してみるのもアリか?

匡体を外しての動作テスト中。

匡体を外した状態での起動ですが、電源スイッチの赤/黒のショートでOK。

eMacファンのフローは内から外で、匡体内に停滞した熱の排出と、モニタ下に設置した光学ドライブの下方から外気を取り込むことで間接的にドライブを冷やしている模様。ファンレスでDVD-Rを焼く、ビデオを視聴するといった作業をした後にヒートシンクに触っても、チンチンに熱くなってるということはありませんでした。

本題(?)のDVR-105ですが、株式会社エスティートレード社のパッケージ物件「DRW-AT5」を入手。

DVD-Rは4倍速、DVD-RWは2倍速、CD-Rが16倍速、CD-RWが8倍速。CD-Rについては最近のドライブに比較すると控えめながら、必要にして十分なスピード。

システムプロフィールでも問題なく認識。

試しにiDVDにて一枚焼いてみましたが、う〜む、なるほど速い。40分程のムービーを使用しましたが、スタートのメニューエンコードで時間が取られるものの、書き込み自体は10分、作業全体でも15分弱で終了。iTunesについても試用してみましたが、全く問題なしでした。

eMacでの使用にあたり、一点問題となったのがベゼルとトレーの干渉。オープンの際は良いのですが、戻る時、トレー下部が開いたベゼルに噛みこんで止まってしまいます。これは位置的な問題ではなく、形状的な問題で、ベゼル側の角を取ることで解決可能か?

折角のDVD-Rも書き込みスピードからあまり活用できない状態でしたが、これでストレスなく作業可能か?後はMPEG-2へのエンコーディングスピードがなんとかなれば(笑)。

ちなみにファンの方ですが、低電流ということでテストしたNidecのBeta SL、どうした訳かブラウン管に影響が出てしまうためやむなく元に戻すことに(とほほ)。


11/20

iMac Flat Panelに関するご質問をいただき、その中で電池の交換ステップをとのお話がありましたので、手順をヤッツケながら作ってみました。

安定した台の上にモニタを下向きにしiMacを設置します。(拡大)。

底面の4本のプラスネジを緩めます。このネジは紛失防止のため、アンダーパネルから外れないようになっています。また素材的に弱いようですので、ネジのサイズにあったドライバをお使い下さい(拡大)。

アンダーパネルを外すと、匡体本体上部/底部を固定する4本のT-15サイズトルクスネジが。これを抜き取りますが、こちらのネジも強度は少し低めのようです。ドライバサイズをご確認下さい(拡大)。

少々間の抜けた写真(笑)ですが、本体中央部にはマザーボードから本体上部に接続されるコネクタが見えます。このコネクタは位置だしのために若干の余裕を持たせた状態で、本体上部のフレームに取り付けられています。本体底部を開く際は、まずこのコネクタを外す必要がありまが、iMacを伏せた状態で本体を右一杯に回し、このコネクタ部が上になる位置にします。それから本体底部をしっかりと持ち、揺するようにして動かすとコネクタが抜けてきます(拡大)。

コネクタが外れたら、完全に開く前に本体を左に一杯に回します(I/Oポートは左手にきます)。抜いたコネクタの位置(この状態では下)をヒンジとして、本体底部を開くと、上写真のようにマザーボードにアクセスできます(拡大)。作業の際はケーブルの干渉にご注意下さい。

メモリ手前がバッテリー。内部にアクセスする前には、静電気対策をお忘れなく(拡大)。

電池の極性はメモリを背にして右がプラス(拡大)。

交換後は逆手順で組み立てますが、ボトムをはめる際は本体に下から手を入れ、両手(写真では片手ですが、笑)でかかえるようにするとスムーズです。(拡大)。

電池交換が必要となるまでにはまだしばらくあるかと思いますが、内蔵メモリ交換も同様のステップとなりますので、ご参考まで・・・。


11/18

先にスピードバンプと大幅な低価格化を伴い行われたiBookのリニューアルですが、UselessMac田中氏の依頼により、iBook/500から800MHzへのHDD換装を行い、ついでに(笑)マザーボードを外してみました。

レイアウトはほとんど初代のDual USBと変わらず(恐らくスワップも可か?拡大)。

CPUはIBM社製PowerPC 750 FX/800(拡大)。

CPUコアを拡大。非常に読みにくく恐縮ですが、「SBC30006B5-H003a3G-2-22-13」と読めます(拡大)。

こちらは裏面。白い四角の部分はGPU(拡大)。

ATI社Mobility Radeon 7500c /32MBが奢られ、ファインダー周りのキビキビした動作にも貢献している模様(拡大)。

当機はコンボドライブモデルですが、ドライブには東芝製SD-R2212(拡大)。

搭載されるCPUはIBM PowerPC 750FX。前機種より採用された同CPUは、クロックスピードの向上にも関わらず低い発熱、ロングバッテリーライフを実現。また処理速度としても、iBook 500MHzあたりからの乗り換えでは、ファインダー操作でもその速度向上が十分体感できるレベルです。

ドライブ設定こそSuperDriveの搭載は実現しませんでしたが、大幅な価格の引き下げにより、Windowsノートと比較しても「安い」という印象を持つことができるのでは(クロックが寂しい点は否定できませんが、笑)。大幅な変更はないものの、価格的に間口を拡げ、速度向上を計った12"トップモデルにおいても159,800円へのプライスダウンを実現したiBook。OS X環境ではどうしても遅れを取り、シリーズ自体の寿命もかなり長くはなったものの、現時点において、OS 9環境メインの方や省スペースマシンを検討される方には、プライスパフォーマンスは抜群では。もう少し様子を見るか、安定したiBookを手にするか、選択は難しいところでしょうか(笑)。


11/11

先日マザーボードを入手し復旧したiBook Dual USBですが、いざ久しぶりに組み上げてみると、スリープ用マグネットが外れているなど、二度手間、三度手間・・・。しかし600MHzのCPUを得て、無事復旧。

復旧したiBook Dual USB。新ラインナップも登場し、クロックも引き上げられたiBookシリーズですが、まだまだクロック差も小さく、今後持ち歩きを中心に利用予定。

以前クラムシェルの際もそうでしたが、光沢な表面性情を持つiBook、長期使用(ウチの場合はバラした状態で箱づめされていたこともあり・・・)により、スクラッチが非常に付きやすいのが玉にキズ。今回もポリッシャーを用いて復旧してみたところ、なかなかの結果となりました。

アイデント化学工業社製の研摩材、「ウルトラマルチ・ハイブリッド」(右)と「ウルトラマルチ・スーパーファイン」。名前の通り材質を選ばず、美しい研磨面が得られ、歯科技工、補聴器製作・修理でも使用中の物件。

ホワイトボディーのため、傷が目立ちづらいとは言え、やはりこんなスクラッチが・・・。

絵的には全く面白くありませんが(笑)、上写真程度のスクラッチであれば、ハイブリッドースーパーファインとかけていくことでほとんど気にならないレベルに。しかし深い傷については・・・。

研磨用レーズにセットした布バフを使用。回転速度は1,500rpm程度に落とし、少々力をかけながら試してみましたが、ヘアラインや曇った状態のスクラッチはほぼ解消。トップがきれいになるとボトム、バッテリー部もやらなければか・・・(笑)。


11/6

Quantum Fireball CXの制御基盤ですが、マレーシアに発注していた物件が到着。

発注先はマレーシアの「Softcom Trading」。ハードディスクの制御基盤どころか、HDD Motor Combo ICの単位から購入可能。

大分ストックが増えてきたQuantum Fireball・・・。

到着したTDA5247HT搭載の Fireball CX用制御基盤。

スワップ作業自体はネジ5本を外し、リボンケーブルを抜いてという簡単なもの。これまでは同型機を探してきてニコイチをしておりましたが、HDDの流通量が最近非常に少なくなっている上、コスト的な点もあり、基盤単体で購入できるのはありがたいところ(1枚15ドルでした)。

入金が少々やっかいで、今回利用したスルガ銀行扱いのWestern Unionも、送金作業には結構手間が。また送料、送金手数料を含めると、2枚買って8,551円なり・・・。しかしSoftcom Trading側の連絡や発送に関しては、大変スピーディーに行っていただきました。

この件につき現在Quantum製品のサポート先となっているMaxtor社にご連絡をしたところ、とりあえず手持ちであったHDDの保証自体は期間内だった模様(笑、ご連絡お待ちしております)。

富士通のHDD不具合問題もコントローラLSI不良が原因だったようですが、Fireballの方も大きな問題にならなければ良いのですが・・・。


11/1

Wired Newsにて「Japan's Growing Mac 'Mod' Squad 」として、「くりすたるあーと」林様とともに黒iMacをご紹介いただいた模様(お教えをいただき、ありがとうございます!)。「prolific Macintosh "modder."」と言うのは称号なんでしょうか・・・(笑)。

Black iMac (detail)

Tangerine iBook

Marine Blue iBook

iBook Rev.A Mod.

eMac Mod.

(Keita Suyama : Chief Editor / Yes! We're Suyama Dental Lab)

 

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