今回のExpoにてもっとも噂され、期待を集めたマシン、PowerBook G4がついに登場!キーノートスピーチでの「もう一つ・・・」、大きな歓声とともに迎えられました。
アップルの発表ではコンフィギュレーションは2つ。CPUとなるG4のクロックスピードが400MHz/500MHzの二種類に。
なにより注目を集めたのはその薄さ。1インチ(約2.5cm)のスリムな匡体は、ディスプレイ側ではほとんどLCDパネルの厚みのみと言った感じ。そのモニタには15.2インチの液晶ディスプレイで、最大解像度は1152×768をサポートされ、DVD試聴への配慮が。ビデオチップもATI Rage Mobility 128へパワーアップされました。
スロットローデイングのDVD-ROMドライブと1スロットのPCMCIAカードスロット、USB2ポート、FireWire1ポートを持ち、5時間のバッテリーライフが謳われています。
400MHz版はPowerPC G4 400MHz/1MB L2 cacheのCPUに128MBのSDRAM、10GBのUltra ATAドライブといった構成で、価格もぐっと抑えた$2,599。キーノートではソニーVaio505との価格・構成比較がされていましたが、なるほど確かにチャレンジな価格設定では。
500MHz版でも$3,499からと、これまでのPowerBookに比べるとかなり敷き居が低くなっており、買い替え、新規購入需要が喚起できそうです。
ちょっと触っただけですが、ルックス同様かなりカチっとした印象のキータッチ。良さそうです! |
サイドパネルもシャープなイメージで統一(銀パソって感じもありますが、笑い)(拡大) |
こちらはフロント部。スロットローディングのDVD-ROMドライブが。(拡大) |
ディスプレイ下部に輝く(?)PowerBook G4の文字(拡大) |
I/Oベイを閉じたリアパネルはこんな佇まい。電源の本体部分は残念ながら机の下でまだ確認しておりません。(拡大) |
これまで訪れたExpoの中でも異常な人だかり(アップルブースは11時スタートで、その5分後)。G4のスピードアップやiTune、iDVDなど数多くの発表があったものの、やはり本命はPowerBook G4か? |