8/1〜10/31
10/26
20th Anniversary Macintoshのノイズはどうやら息を潜めたようですが(笑)、続いてiMac G5
20インチで、iTunes再生中のノイズが生じております。
同型を使用されているMacintosh
Garden【めのう】氏(お世話になっております!)より、iTunes再生時にクリックなどにより音の出る操作をすると、クリックしたタイミングで「ボゾッ」といった雑音が発生する旨お聞きし、自機でも確認をしたところ同様の現象が。
ノイズ例1:iTunes(4.7)のクロスフェード再生・曲切り替え時
ノイズ例2:iTunes(4.7)再生中のクリック操作(クリックにて音の発生するアプリ/曲途中から操作開始)
雑音というのが適切かどうかなのですが、クリックしたタイミングで、再生中の音楽データ周波数成分が一瞬強調されるような現象で、曲の位置により「ぶっ」、「ぼっ」、「ばっ」といった具合。
当初は特定アプリケーションでの不具合かと思ったのですが、iTunesのクロスフェード再生を行っている際、前曲がフェードアウトしている状態で次曲がフェードインしてくるといった音の重なるタイミングでも発生しています。
システム自体は補聴器のデモ用にしばし放置していたマシンのため、なんら手を入れていないのですが、それゆえ環境依存といったこともなさそうです。またヘッドホンジャックを介した再生音では、上記の現象は発生していません。
Apple Support Discussion Boardでも「スピーカーまわりのトラブル」として報告がされておりましたが、アップルサポート、アップルストア銀座に確認をさせていただいたところ、同様の現象は把握していないとのこと。現時点での対応としては、一度預かりの上、状態を確認してとのことでした。試しにと、iMac
G5 17インチでもチェックをしてみましたが、同様の現象が生じています。
このノイズの程度というのが微妙なところではあるんですが(笑)、iTunesでBGMを流しながら作業する際に、「ほんの一度二度だけノイズが乗る」というケースであれば、気にするほどのものでは無いようにも思えますが、「連続して音の出る作業をする」といった場合には、かなり耳障りになります。
ヘッドフォン端子でも同様の問題が出れば「仕様」と言えるのかもしれませんが、片や出て片や出ないとなると、なんらかの問題があるように思われます。
10/9
長年に渡り社長ウェブ閲覧マシンとして活躍してきた20th Anniversary Macintosh。先に発売となったiMac
G5と交代・引退となりましたが、その理由の一つがノイズ。起動してしばらくすると「ブズーっ」といったノイズが発生し、ハードディスクの回転に合わせ雑音を出しておりました。
以前本体側のアースを強化するという方法で現象が収まっていたのですがその後再発。海外のウェブページでベースユニット側の対応を見た記憶があったのですが、ページが見つからなかったため、とりあえず分解をして状況を確認してみました。
SonnetのG3カードと60GBハードディスクでスピードはそこそこのTAM。とりあえずベースユニットを分解。この状態でしばらく動作させてみましたが現象は起こらず。 |
ケーブル分岐部にむき出しになって電源ケースに接触していた箇所をテープで覆い、電源ケースにネジ留めされていたアースの取り回しを若干変更し、ベースユニット基盤と電源ケースの間に発泡ウレタンのシートを一枚かませてみました。 |
分解した状態で動作させ、各部接点を動かしてみたものの現象は発生せず。仕方なくケーブル分岐部で露出していたアースを同箇所に貼られていたテープで被覆しなおし、電源ボックスにネジ留めされていた箇所の取り回しを変更。ベースユニット基盤は電源ケースによりそうように設置されており、その間は何点かゴムのスペーサーがかましてありましたので、発泡ウレタン板を切ってゴムスペーサーの代わりに置いてみました。
原因が特定できないままの対処なので、どこまで有効性があるかは微妙ですが、とりあえず現在のところ、電源を入れっぱなしで丸1日、ノイズの発生はありません。AirMac
Expressを介して自宅ネットワークに接続し、寝室用iTunes・TV・ネットマシンとして使用中(笑)。再発したら再度分解の上、原因を探してみたいと思います。
9/18
遅ればせながらiMac G5を分解してみた際の画像をまとめてみました。
中を見てみましたが、まず残念なのは(?)iMac G5のカラーである白色は、外側透明ケースに張り合わせてある樹脂ケース自体の色のため、初期iBookやiMac
Flat Panelのように内部から塗装することによるカスタマイズはできません(笑)。
しかしコンフィギュレーション変更が必要となるコンポーネンツへのアクセス性の高さは魅力的で、3本のネジを緩めて裏蓋をひらけば、メモリスロット、AirMac
Extremeカードスロットへ簡単にアクセスが可能。iMac Flat Panelではかなり面倒であったハードディスクの交換も比較的簡単です。
デザインとしてはなるほど好き嫌いが分かれるところですが、自宅に一度持ち帰り、散乱したデスク(最近は妻にスペースを半分占拠されております・・・)をちょいとどかして置いたところ、その省スペース設計を改めて実感することができました。
動作音についても、eMacの時のように耳につくといったものではなく、ちょっと使った限りでは、ファンの存在を感じることはありませんでした(あまり静粛な環境ではなかったのですが・・・)。
同マシン、社長のD1X編集マシンとして取込みをiPhoto、レタッチをPhotoshop CSで行う予定ですが、これまで利用していたiMac
Flat Panelに不満が出始めていた社長を満足させることができるか、ハラハラしつつ楽しみにしております(笑)。
9/17
そろそろiMac G5が到着しているようですが、こちらでも出荷完了で待ち状態。出荷開始時期が出張にぶつかっていたため、丁度良いタイミングかと思いきや、英語キーボードコンフィギュレーションがディレイの原因か・・・(笑)。20インチはまだ注文処理中にあり、出荷時期は不明のようです。
ということで、アップルストア銀座にて1台別件用に入手したものを・・・。
ついにコンシューマ向けマシンに搭載となったPowerPC G5(拡大)。 |
コア部の表記は11RET00F000/75352Z8BSEB0/b
014-008と読めました(拡大)。 |
グラフィックチップはCPU横に用意されたnVIDIA GeFORCE
FX 5200 Ultra(拡大)。 |
こちらはUni-North 3 Lite(拡大)。 |
現在メインで利用しておりますPowerBook G4 17インチですが、数カ月前より温度上昇で回転し始めるファン(左側)より「カサカサ」とか「ジリリリ」といった異音が発生するように。どうやらファンがハウジングに接触しているか、異物が混入したか、というところでしたので分解修理することに。
取り外したPowerBook G4 17インチもファンユニット。ハウジングはディスプレイヒンジ/ヒートシンク部と一体化されており、こちらのユニットは両面スポンジテープでハウジングに固定されています(拡大)。 |
ファンユニットを取り外してみると、ハウジングに接触跡が(拡大)。 |
またファン側にもフィンの一枚に接触し光沢の表れた箇所がありました。ファン回転時にここがハウジングに接触し、異音を発していた模様(拡大)。 |
とりあえず接触箇所と、再発防止を狙い各フィンのコーナーを少々カーバイトバーで切削し逃げを作ることに。(拡大)。 |
ファンは比較的すぐに露出するのですが、取り外すとなるとマザーボードを剥がしてヒンジ/ヒートシング部を取り外す必要が・・・(拡大)。所要時間1時間といったところでしたが、久しぶりに分解したわりにはなんとか無事、スムーズに作業完了しました(笑)。 |
同様の症状は、以前発売したてのころ、同マシンユーザーの方から伺っていましたが、今回修理をしたところ、原因はハウジングに張り合わされるD型をしたプレートと、そのセンターにはめ込まれるファンユニットの傾きによるものと思われます。
プレートとファンユニットの接触部が浅いため、なんらかの応力が加わった際に、本来水平である位置関係が傾き、フィン先端がハウジングに接触した模様。上側から調整できるとよいのですが、結局は全部バラし、ファンユニットをハウジングから取り外す必要がありました。
作業的にはかなり面倒な上、ファンユニットをハウジングに固定するのが両面スポンジテープで、一度剥がすとかなりヘナヘナなため、問題が発生した場合にはアップルに修理依頼をされることをお薦めいたします(笑)。ファンとハウジングの干渉チェックについては、PBG4後方の排熱孔からそっとブロアなどでエアを吹き込み、異音なくスムーズに回転するかをご確認下さい(ブロアをひっくり返して利用すると、代替フロンが吹き出しますのでご注意を。またエア圧を上げ過ぎるとエアタービンよろしくぶん回りますので「そっ」と吹き込んで下さい)。
9/6
Shure「E5c」用のイヤーモールド試作の段階でトラブル発生。先端部でおよそ3mm径のパイプが、旋盤で引いたアルミソケットを繰り返し抜き差ししていたところボキッと・・・。
どうしたもんかと途方にしばらく暮れた後、E3c同様、分解してシェル内蔵ということに。
激しいアンダーからの補正のため、なにか色がヘンですが(笑)、E5cカスタムカナルシェルを試作(拡大)。 |
E5cでは高音域と低音域をそれぞれ別のレシーバに担当をさせていますが、オリジナルではケース出口でシリコンパッドを介し前出のパイプに導くスタイル。これをパラレルでチューブにより配置してみました。(拡大)。 |
当初、右耳のゲインが出ずに組み直して原因を探したところ、低域用レシーバの配線が逆位相でした(とほほ)。耳あか防止用のワックスガードとしては、低域用には耳かけサイズ、高域用には耳あなサイズのノールズ社音響抵抗を利用。ちょっと暴れやすい高域も良い感じで収まりました。
さすがに再生能力は強烈ですが、個人的にはE3cの方がしっくりくるでしょうか。このあたり、ネットワークを介したデュアルレシーバのE5cと、1台でフルレンジを担当するE3cの違いによるところがあるかも知れませんが、E3cが苦手とする低域をカスタムカナルで補うことで、レシーバの能力をフルに活かせることが確認できました。E5cではレシーバーサイズのため、どうしても鼓膜からの距離が離れてしまうというところも影響がありそうです。
Etymotic
Research社「ER-4S」も分解の上(非常に面倒ですが、笑)現在シェルを製作していますが、E3c以上に低域が厳しくなる同機(利用するレシーバがE3cより小さいため、このあたりは仕方なしか)、ディープカナルで利用すると、持ち前の高解像度な中・高域再生とあわせ、強力な製品になりそうです。
ダイナミック/密閉型で人気のソニー「MDR-EX51」シリーズも、おおよそ製作ステップが決まりましたが、こちらの製品、ノーマルで利用していても中域不足が顕著のため、イコライジングがどうしても欲しいところ。iTunesにてオリジナルプリセットを作ってみましたが、このあたりインストーラでプリセットが追加できないものか確認中です。
まずはレシーバー持ち込みでシェル製作/組み込みという形でのサービス提供を予定(予価30,000円/両耳/レシーバ含まず)しておりますが、興味をお持ちの方、製作を希望される方はこちらまでご相談下さいませ。
補聴器からの派生でカスタムレシーバを製作しておりますが、一般に販売されているもので気に入っているものがマイクロソリューション社(お世話になっております!)から発売されている「RS Ear
Headphone#01」。
採用されるRSシステムは口径の大きなダイナミック型レシーバを鼓膜と反対方向にセットし、レシーバ後方にパイプ状のチャンバーを設け低域を補強。チャンバー自体に通気孔を設けることでオープンタイプ同様の開放感が得られるというもの。バックロードホーンともまた異なるようですが、実際に聞いてみると豊かな低音、バランスの良い中高音が得られ、装用時の高い開放感をも両立しています。
マイクロソリューション社オープン式インナーイヤーレシーバー「RS
Ear Headphone#01」(拡大)。 |
つづみのような独特の形状ですが、右側レシーバ右手、キャップ状の部分裏に、外側を向いてレシーバが納められています。正面からの音はキャップでロードがかかり、一部設けられたスリットから外方向へ解放されます。ためしにこのスリットを塞いでみたところ、低域が抜けバランス不良に(拡大)。 |
気持ち500〜2kHzが控えめかという印象もありますが、オープンタイプとしては大変良好な再生結果が得られます。独特の形状から、耳への納め方がちょっと馴れが必要か。また耳の小さい人には装用が少々難しいかもしれませんが、うまく収まれば「乗り換えよう」という人も結構多いのでは。同社オンライン販売での価格、2,625円もうれしいところです。
ER-4S、バラバラにして銀座に置いておいたところ、日野原"MAD"直樹氏の手により、激しいカスタムに変身しておりました(笑)。
飛び抜けた明瞭性の高さが魅力のEtymotic Research社「ER-4S」ですが、弱点は全体の音圧不足と低域の弱さ。上カスタムの狙いは、外耳道残存容積を可及的に小さくすることでの音圧向上と、レシーバの鼓膜方向への適切な配置を狙ったもの。そのために用いられた材料は硬質レジンと軟性材料のコンビネーション(拡大)! |
ほぼ第二カーブまで延長されたイヤーモールドは、耳あなでも非常に皮下組織の薄い箇所まで達するため、材質的にはソフトなものが求められます。一方ケーブルのジャックや取り出しコードを取り付けるためには硬いフレームが必要となるため、このようなコンビネーション構造に(拡大)。んー、しかしやり過ぎだな・・・(笑)。 |
シリコンメス型に納めたところ。ここまでレシーバーが奥に入ります(拡大)。 |
若干「やり過ぎ」の感はありますが(笑)、E3cの結果から見てもかなり期待できる内容。問題は製作が非常に困難なことか・・・?
8/30
インナーイヤーレシーバー改造企画のおまけで、テスト用に入手していたオーディオテクニカ社「ATH-EM7」をちょい改造。本来は片耳ごと独立して耳にかけるタイプのイヤレシーバーですが、原理的にどうしても耳介への圧力がかけにくく、装着状態による音質変化、低域抜けが見られたため、左右をつなぐバーを用意。ヤッツケでくっつけてみました(笑)。
やっつけ臭プンプンですが(笑)、純チタンの2.8mm径丸棒を曲げて左右連結バーを製作。維持にはアルミを旋盤で引いてとどめにレーザー溶接機で固定しました(荒事もいいとこだ・・・)。 |
後頭部を回すスタイルですが、取急ぎこんな感じに(あとでプレートを回して付けてみなければ)。 |
装用状態。うーん、耳珠が痛そうです。純チタンの弾性自体はなかなか良い感じ。 |
見た目はナンですが、再生結果としては上記問題につき大きく改善が。自分の頭に合わせながら曲げたため、収まりは思いのほか良好。なにより低域の拡がりは圧着の成果として大きく表れました。
しかし問題も。耳あなの前方にある小さな膨らみ「耳珠」を押し倒してしまうと、耳あなが塞がれる方向に狭くなるため、装着の際にはこの耳珠を後ろから立ち上げるようにセットする必要があります。このあたりはイヤパッド部分も型を起こして製作してみようかとも考えておりますが、それならヘッドホンにしろという話も・・・(笑)。
8/25
銀座店舗にこれまでの補聴器に加え、前出のインナーイヤーレシーバー他耳に関係のあるものを取り入れ、もう少し間口を拡げていこうと検討しておりますが、フロアとしても4Fを補聴器とはちょっとアプローチを変えた作りにと改装を準備中。その際、フロアのマスコットになるような物件を考えておりましたが、検索中にヘンなスイッチ(by森薫氏)が入り、えらいiTunes再生環境に・・・。
The Voive of the Theatreの名を持つALTEC「A7」がなぜか鎮座・・・。78/9年式(ドライバは807-8A)でクロスオーバーは1200Hz(拡大)。ジャズが定番音源のようですが、70年代のディスコがヒットか? |
アンプはとりあえず直結でサンバレー「SV-2 2003Ver.」(拡大)。ボリューム抑え目でも張りがある低域が魅力。この組み合わせでパンチを加え、壁から1.2m距離で頭内定位させる感じをE3cを使ったカスタムインナーイヤーレシーバーで狙っています(謎、低域はもう少し明瞭か?)。 |
完全に見誤ったサイズ&スペックですが、コンビネーションとしては魅力的。将来的にはプアーな高域用にトゥイーターを加えたいところですが、往年のジャズ喫茶仕様としてはなかなか(笑)。補聴器ユーザーの方、イヤーレシーバーに関心のある方など、補聴効果測定や試聴をしたり、興味のある音関係の話ができるサロン的なものになれば良いのですが・・・。
8/20
耳の中での安定を目指し試作をしておりましたShure E3cカスタム、とりあえず開発(?)完了。その他E2cのドライバを用いたタイプなども試してみたのですが、低域、高域ともにプアとなり、ダクト形状など再考の余地が多々ある模様。
E3cについては、製作もだいぶスムーズとなり、結果としても良好なものが得られております。現在数名の方にテストをお願いしておりますが、これらのインプレッションにより最終案をまとめ、受注を開始する予定です。
プロトタイプのため、E2cのケーブルが利用されていますが、強度的にはこちらの方が有利かも(拡大)。 |
フェースプレートはやはりアルミか?こちらは元々E2cを入れるべく製作したシェルのため、全体に曲面を持たせたたき出してみました(拡大)。 |
装着の状態。セミカナルタイプとかなり大きめのシェルではありますが、なかなかきれいに収まりました。しかしアルミの加工がかなりローテク&面倒のため、やはりなんらか対策を・・・(拡大)。 |
8/14
妻が利用しているPowerBook G4、香港ー深センー佐賀ー千葉とかなり過酷な移動条件下で利用されていたこともあってか(というより、間違い無く開け閉めの乱暴な操作により)、ヒンジの片側が破折、開閉不可の状態に陥っておりました。
PowerBook G4(Ti)では、前後のチタン製パネルでディスプレイとヒンジ部が一体となったマグネシウムのフレームを包み込む形状となっておりますが、このフレームが完全に破断。ヤフーオークションで液晶割れで格安物件を探しておりましたが、先程落札に成功。お盆休みの工作として修理をしてみたものの、接着で止められているディスプレイオープンに四苦八苦するハメに・・・(笑)。
開閉の際、スラムダンクよろしく閉じる妻の派手な操作に耐えかねて破折に至ったPBG4ヒンジ。 |
ヤフーオークションで落札した液晶パネル。ディスプレイ自体は割れているため、格安での落札に成功。 |
まずはパネルを分解。液晶パネル側は不要のため取り外して処分。アップルマークのあるトップパネル側を、ヒンジのついたマグネシウムフレームとともに(写真手前側)利用します。 |
使い方さえ問題なければそれほど強度に問題はないかと思われるヒンジ部分ですが、やはりディスプレイ部の薄さと、ディスプレイの大きさから、ストレスは溜まりやすい模様。 |
なんとか無事復旧。これで仕事が持ち歩ける状態になりました。 |
手順的にはヒンジのついたフレームを移植するだけなのですが、以前にも試した通り、このディスプレイの組み立ては接着剤が利用されているため、これを剥がすのに一苦労。妻の手を借りながらなんとか引き剥がしましたが、この際に各部の変形が生じ、戻す時には板金作業が必要に・・・。
この方法の利点としては、ケーブルをそのまま流用することで、下部ユニットには手をつけなくて済むのですが、いかんせんディスプレイの分解・組み立て作業が厄介。同様のトラブルに対処される際には、完動品ディスプレイユニット丸ごとの交換をお薦めいたします(笑、しかし予算的には1/10程度で済ますことができました)。
8/11
以前ハードディスクスワップの際、オーディオ/リモコン用コネクタを破損して依頼、TranspodデジタルとAltec
Lansing inMotion専用と化していたiPod 2。ようやくヤフーオークションに出物が。
液晶破損でハードディスクとバッテリを抜いた物件でしたが、コネクタケーブルは無事。分解してスワップとなりましたが無事復旧に成功。
うっかりコネクタ(右手)を外す際、プリント部分を剥がしてしまい、本体上面のオーディオ出力がアウトに。iPodジャンクを探していましたが、ヤフーオークションに出品された液晶破損物件を入手。 |
落札したのは10GBモデルで、手持ちの30GBモデルにくらべると裏面のケースが薄く、そのままでのスワップは不可。上写真のようにビス3本を外して交換となりますが、これと下側ドックコネクタのポートを外せば、金属部品のみとなるため、そのうちイオンプレーティングによるカラーリングを・・・(笑)。 |
部品調達のお約束として利用しておりますヤフーオークション、今回も良い物件をお譲りいただきました(次は妻のPBG4ヒンジか・・・)。このコネクタ、外す際にはフィルム部分には力を加えず、コネクタ本体にカッターの刃のような鋭利なものを当て、こじるようにして抜くようご注意下さい。
8/9
カスタムインナーイヤレシーバーも製品化まであと一歩?現在はレシーバーの種類をテストしながら試作を行っていますが、アップル純正のインナーイヤーレシーバー「インイヤー式ヘッドホン」をカスタマイズしたプロトタイプを、iPod Style、イチロー氏用として製作完了しました(ピックアップにお出かけ下さい、笑)。
ようやく製品らしくなってきましたが(並べたiPod miniのお陰で)、アップル「インイヤー式ヘッドホン」をカスタマイズし、安定感と音圧上昇を狙い製作(拡大)。 |
ケーブルを流用することと、iPodのイメージに合わせるべく、フェイスプレートをアルミで製作。ケーブル差し込み口は叩き出しましたが、これはあまりにも製造コストがかかりすぎるため(笑)、もう少し検討が必要か(拡大)。 |
耳あか対策はオーチコン、バーナフォンで用いられるマンホールタイプを選択。外耳道径が小さいと厳しいのですが、取り外しての清掃が可能で音導孔も大きく確保できます(拡大)。 |
完成した感じはなかなか良く、あとはイチロー氏のインプレッション他から詰め作業に。Shure E3cを用いたカスタマイズも製造方法はおおよそ決まり、そろそろテスト販売がスタートできそうです(次ぎはE2cか・・・)。
(Keita Suyama : Chief Editor / Yes!
We're Suyama Dental Lab.)
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