匡体裏側からの塗装による美しい光沢が特徴のiBook(Dual USB)、物は試しとカスタムカラー化を行いました。
準備したのは塗料(本体カラーと裏地)、マスキングテープ、塗装時固定用のガムテープ、インチレンチ。 |
液晶パネル裏のアップルマークは両面テープで止められていますが、簡単な自作タガネで取り外しました。 |
面倒な箇所はバッテリーのロック部分。はめて溶かすという固定方法のため、溶かされた箇所をインストゥルメンツで再加熱、維持を外して取り外しました。 |
ロックのかんぬき部には透明の小さなプレートが貼られています。 |
塗装はサンドブラストで剥がしたものの、吹き付けの圧力が強すぎた・・・。 |
バッテリーインジケーターLED部にはマスキングを。 |
こちらはトップパネル(この後塗り失敗、ショットピーニングによる変型に見舞われます・・・)。 |
こちらはトップパネル内面の周囲に貼られているハメコミ用のモールド。特殊な粘着テープで貼られており、前出のタガネで取り外しました。 |
塗装作業。う〜む、塗料の選択ミスが返す返すも悔やまれる・・・。 |
パームレスト、液晶フリンジ、CD-ROMベゼル、I/Oポートに使われている樹脂パーツの色とのバランスとなると、どうしてもこの色に?(拡大) |
タンジェリンカラーは個人的に好きな色で、新iBookでも試してみました。(拡大) |
パーツはバッテリーのロックからパネルのモールまで全て外して塗装を行ったため、塗り残しはないものの、実は塗料選択で致命的なミスを・・・。(拡大) |
ぱっと見ではそこそこ見れるのですが、実は塗料選択にはじまったミスから各部に大きな不満が残る出来に(ポリカ用スプレーを買いに行く手間を惜しんでしまった・・・)。サンドブラストによる塗装剥離も、ショットピーニング(と言えるのか?)による変型が(さすがにポリカでは圧が強すぎました)。
バッテリーロック部は唯一メルティングで固定されている箇所ですが、バーナーであぶったインストゥルメンツで形態修正を行うことで取り外しが可能。トップパネル裏のアップルマークはスチロール素材でタガネを作り、周りから差し込んでいくと浮いてきます。同じくトップパネルのハメコミ雄側のモールも、アップルマークと同様の方法で取り外すことができました。