New iBook(Dual USB)

カスタムペイントをされるiBookオーナーも登場しているようですが、メインとなる構成パーツ、トップパネル、リアパネル、バッテリカバーについては、内面からの塗装が可能でした(この確認のためにオープナーを作ったんですが・・・)。しかしリアパネルはバッテリー固定用のロック部に工夫が必要か?

バッテリー固定用ロックは匡体から出るピンにはめて溶着されているため、一度外すと取り付けが少々やっかいか?

バッテリーは全面に粘着テープが貼ってあるため、無理に剥がすとこの有り様・・・。しかしこれで良く分かりました(笑)。

リアパネルにある機種名他の記載もいかに対策するか考え所ですが、気にしないのであれば内面塗装のため、かなり綺麗に仕上がるのではないかと思います。

  

バラしがやっかいなiBook、特にリアパネルの取り外しには手間取りますが、試しにオープナーを作ってみたところ、思いのほか効果大。

何の変哲もない30cm定規ですが・・・

一部に上写真のような切り込みをいれてみました(幅は1.5mm位でしょうか?)

図にする程のものでもない寸法。ちなみに物差の厚みは2mmでした。

iBookのリアパネルを外すには、まずリアパネルに見える3本のヘックス、足の下のプラスビス3本、バッテリーベイ側面(端子部)の2本を外した後、上写真のようにつまみます。

次につまんだまま上方に持ち上げ

バッテリーベイ内のハメコミを外すと

バッテリベイ部がはずれました。

そこにヤッツケで作ったオープナーを差し込み

匡体自体をガイドにしながら前方に押していくと、コッコッコッという感じでハメコミが外れていきます。

そのまま各ポート部まで押し進めます。

ポート部反対側にできた若干の隙間にオープナーを差し込み前進。

ヒンジを超えて押し進めていきます。

これでおおむね一周のハメコミが外れます。

ハメコミが外れたら、バッテリーベイ部からリアパネルを持ち上げていき(辺縁部にはシールドのアルミパネルやケーブルがありますのでご注意を)少々たわませながら取り外します。

これまではマイナスネジでこじりながら開けていたため、匡体辺縁部には結構なキズが・・・。この方法では匡体にあまりダメージを与えずに開くことができ、作業時間もビスを外してからは1分程。オープナー自体も角ヤスリがあれば簡単に作れます(パームレストを外さずにHDDを交換する手法も確立された模様・・・)。

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