Marathon Computer iRack

iRackはただでさえ発熱する機材が密集しがちなラックマウントでの使用が前提の製品であり、冷却はどうなっているのかと思いましたが、フロントパネル正面に向かい右手から吸い込み、左方向から排気する形となっています。ファンは必要に応じもう一つ増設することができるようです。

電源部ファン。シールが貼られていますが、必要に応じてデュアル化も可能な模様。ファンの動作音も十分許容範囲。(というかiMacと同等?)

冷却は正面に向かって右方向から吸い込み左方向に逃がす形が取られています。写真は左手の排気口。

本体電源はフロントパネルに視認性の良い大型スイッチがあり、iMacと同じ感覚で使用できます。

iRackフロントパネル。緑のボタンが起動スイッチで、システム終了の際も利用可能。使い勝手は良好です。

とりあえず無事起動。フロントパネル両サイドに移植されたスピーカーはエンクロージャーが無くなったものの元気に鳴っています。

1024×768のシバリがあった解像度もご覧の通り(テストしたSony 15"は1024×768がマックスで意味無しでしたが・・・)。

iMacとiRack。


iMacも98年の登場から3年が経ち、今年夏のNYではフルモデルチェンジの噂も。サーバ用途他でラックマウントタイプの登場も期待されていますが、一足先にラックマウントMacをお望みの方、お手持ちのiMacを再活用したいという方には(もう少し価格が下がれば)お薦めできそうです。

個人的な希望としては、フロントパネル側にUSBポートがあると便利か。音楽用でいくのであれば、やはりMIDIポートも欲しいところ(リアパネルにUSBポートのパッチベイを作るとか・・・)。

ちなみに同製品にはiRackの配置・配線図をあしらったイカすオリジナルTシャツが付属していました(笑、イカしてないという噂も・・・)。

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