Macworld Conference & Expo New York 2000

7月18日〜21日にかけて、New York、Jacob Javits Centerにて開催されるMacworld Conference & Expo New York 2000をレポートします。

ついに登場したPower Mac G4 Cube。えっ、と思う程小さい匡体。非常にクールです!超小型ながら、G4/500MHz/1MB($2,299)、もしくは450MHz/1MB($1,799、カタログにはG4/450MHz/1MBのみ記載されていました)のCPUを持ち、Ultra ATA/66の20GB HDD、ATI Rage128 Pro搭載のグラフィックカード、64MB(Max:1.5GB)のRAM、DVDと、Power Macintosh G4の名に恥じぬ構成となっています。

システムは9.0.4US、ファインダーは9.0、イネーブラーはMac OS ROM5.2.1であることがシステムプロファイラで確認できました。

上方より。ベンチレーション用と思われる穴が開けられています。

上方のスリット。

下方より。I/Oポートは匡体下面に配置され、その逃げのため、透明なゲタで持ち上げられている格好(ゲタと匡体は一体です)

背面からの佇まい。ちょうどCubeが宙に浮いているような感覚です。

Power Mac G4 Cubeの内部。ハードディスクとメモリモジュールが見えます。

別の角度から。こちらにはATIのRage128 Proを搭載したグラフィックカードが。

こちらにはAir Portが配置されています。

マウス&キーボードに関しても新型が投入され、全てのデスクトップマシンにバンドルされる模様。待たれていた楕円形マウスが復活し、その動作はオプティカルに。クリック動作は従来通りとなっています。

付属となるマウス。光学式となり、形状も楕円形に。名称は「Pro Mouse」。

新型キーボード。カーソルキーが独立し、省スペースを維持しながら、使い勝手が向上しているようです。

新型キーボード裏面。非常に透明度の高い造りで高級感のあるデザインとなっています。

DVD視聴を意識し、スピーカーシステムはHarman/Kardon製、目玉型外付けステレオスピーカーが用意されました。

まさに目玉(笑)型スピーカー。こちらもクリスタルな仕上がりに。

背面はこんな感じです。当然iSubとベストマッチ?

組み合わされるモニタも一気に2機種が発表。一つは噂通り15インチの液晶ディスプレイ、もう一つはフルクリア匡体の17インチCRTでした。

15"Apple Studio Display。残念ながらCinemaではありませんが、22"のスタイリッシュな外観を継承し、価格もうれしい$999。

リアパネルには2つのUSBポートを備えています。

またiMacシリーズもリファインがなされ、中でも目を惹いたのがホワイトカラーiMac。

新カラーのホワイト匡体を纏ったiMac DV。すいません。詳細まだ未確認・・・。

Power Macintosh G4についても予想より早くマルチプロセッサモデル2機種が登場し、価格は既存同クロックマシンと同様と、極めてコストパフォーマンスに優れたものとなっています。

Haman Kardonからは、iSubとセットになるスピーカーシステムが登場。スタイルは非常に斬新で、iSubが持つ独特のシェイプにマッチしています。

なんと称すべきか、ドーナツ型の土台の上に小型スピーカーをバーチカルに4個並べた形状となっています。アップルではPowerBookでデモをしていました。

次へ

戻る