Macworld Tokyo 2002レポート |
会場で目を惹いた製品をもう少し。
非常に個性的なアピアランスを持つ富士通テン「Eclipse TD」シリーズ。こちらはフラッグシップモデルの512とA502の組み合わせによるサウンドシステム。
このユニークな形態も、スピーカードライバユニットのエネルギーのみを歪み無く空間に放出することで原音に忠実な再生を目指すタイムドメイン理論を実現するため。内部もドライバ固定方法、振動板反作用の吸収にも配慮された設計となっています。
アンプユニットも高出力化によるノイズ発生リスクを嫌い30W+30Wの必要最小限に。定在波発生防止を目的とした円錐形状の匡体を採用。イコライザ等の不可サーキットを持たず、可及的にアンプ部での信号変化を抑えた設計が施されています。先端部はボリュームコントロールとして機能する美しいデザインも魅力。
同じくEclipse TDシリーズの508PA。こちらはアンプとスピーカーユニットのセットとなっています。低域部こそ512に及ばないものの、下から上までフラットな周波数レスポンスを実現しています。
ToBEブースに展示されていたレディオフリークェンシーマウス。赤外線方式とはことなり、障害物があっても通信が可能というところがミソです。キーボードに差し込まれているのが受信ユニット。電池交換式とクレイドルによる充電式を開発中ということで、今から発売が楽しみです。
Apple Pro Keyboardと比較するとその巨大さが分かるNTTアドバンステクノロジー株式会社出品の超高精細ディスプレイ。画像解像度は2560×2048、ディスプレイサイズも対角28.3インチとなり、表示される画質もまさに写真画質。これだけの解像度を実現するためには、Radeonを4枚Mac本体に挿し、これらをDVI位相変換ボックスにより一枚のグラフィックとする必要が。ちょうどマルチモニタを一つのモニタで実現しているといった感じでしょうか。ちなみにWIN版の価格は500万円オーバーとか・・・。
OKIでは美しいデザインを持つプリンタのスタディーモデルが展示されていました。こちらはデスクトップ型のGMP004。
同じくスタンドによりオーバーヘッドにセット可能なGMP001。このあたりが実用化されてくると、パソコンデスク自体も大きく変わってきそうです。
こちらはマルチのプリンタユニット。PCへのデザインが見直される中、やはり周辺機器にもこうした動きは波及してきそうです。
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