World PC Expo 98

#2

会場の様子をレポートします。


デジタルカメラ関連

デジタルカメラは高画素・低価格化が進んでいますが、ソニーからは業務用的性格の強いSyber-shot Pro DSC-D700が出展されました。

150万画素・SXGA解像度は他社でも用意されていますが、露出表現を高め7枚羽絞りや、1/2000秒までの高速電子シャッター採用など、光学カメラ同様のアプローチがなされています。

スケルトンモデルも展示されていました

外部フラッシュ用接点は、最近発表された高級デジタルカメラではよく見られますが、DSC-D700でも採用されています。メモリースティックの採用も新しいところ。

2.5型ポリシリコンTFTモニタの視認性の高さは秀逸です。

会場で初めて知った富士フィルム、FinePix600Z。「Z」が示す通り、FinePixシリーズ初のズームを採用しています。

基本的性能は従来通りですが、光学3倍ズームで使用用途がぐっと拡がりそうです。

FinePix700の限定モデル、「FinePix700 GL/BK」も人気でした。

オリンパスカメディアC-1400XLを出展。141万画素の高解像度CCDを持ち、外部ストロゴ接続が可能な「シンクロ端子」を採用、左写真のように専用でないフラッシュの接続が可能になりました。

本体正面から右側に設置されたシンクロ端子。

歯科用リングフラッシュ/マクロレンズを発売しているオリンパスAVSよりC-1400Lへの対応がされるという話でしたが、時期モデルではこの端子を使用するのでは?(LX以外への対応は?)

キャノンPower Shot Pro 70も業務用を狙った作り。

168万画素CCD、158,000円とされた価格設定、外部フラッシュ同調接点など、歯科用途でも魅力的な内容となっています。

11月の発売を予定。

89,800円で131万画素CCD、2インチポリシリコンTFTモニタ、光学電動3倍ズームを装備したサンヨーDSC-SX1Z。ホビーユース、業務用どちらもOKそうなリーズナブル機。

短い起動時間と低消費電力設計も売りのようです。

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