大阪デンタルショー

会場の様子をレポートします。


会場は大盛況

会場となった大阪城ホールに到着したのは4時頃。好天にも恵まれ、入場料が無料ということも手伝ってか、ホール内は来場者ですでに超満員でした。(初日だけで来場者数は1万1千人とも)

各ブースでは活発に新製品発表やデモが行われ、通路は身動きとれないほどの混雑ぶり。

モリタで出展されていた院内LANシステム。予約・受付、カルテ管理、保険点数計算などを一元的に管理するシステムで、今後歯科システムの一つの方向性を示すものと思われます。課題はイージーオペレーションか。

一方「誰もが使える高性能」をテーマにシンプルな操作性と効果的なプレゼンテーションを両立したシステム「PICT4」を出展していたのはヨシダ。あえてパソコンを組み込まず、院内スタッフにも簡単操作で受け入れやすいのでは。

大変優れたシステム/ コンセプトだと思いましたが、こちらの課題は価格か(約280万円)。

オサダは診療用チェアを中心に大きなブースを構え、社名ロゴも楽しいものに。

なかでも気になったのは車椅子を利用される方に向けたST2-Rシステム。診療中の姿勢がある程度制限されますが、通常のチェアへの移動が困難な場合には大きな助けになりそうです。出張診療にも威力を発揮するのでは。

チェアに関してはデザイン的に優れたものが多く展示されていました。

こちらはタカラベルモント出展のコンポグレース

その中でも、GCが取り扱うSIEMENS製SIRONAシリーズはご覧の通り斬新なデザイン。

コンパクトにまとまり、人間工学に基づいた設計がなされています。多機能フットコントローラーで操作系を集中制御するなど、形だけではない優れたものとなっています。

サンスター、ライオンといったブースでは、歯ブラシをはじめとする口腔内ケア製品を展示。衛生士さん達に大人気でした。

コンピューターに関連して歯科用CADの展示も

コンピューター関連の展示が少ないなと思ったら、北ホールにブースが集まっていました。

インフォームドコンセントが重視された患者向けプレゼンテーションシステム、レセプト中心に患者管理を行い、色々な用途に応用したものなど各社様々。

最近の歯科コンピューターシステムでアップル関係を見ることは少なかったのですが、iMacの話題性を見込んでか、数社がブースに設置していました。

オートデモに用いたり、なかにはSoft Windowsを走らせ、その上で95ソフトのデモを行っているところもあったようです。

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