須山歯研のマック

マックが多い謎の会社

ウインドウズ機が現在のパソコンシェアーの8割を占めるなか、歯科界においては6割以上のパソコン利用者がマックを使っているとの調査結果がありました。須山歯研では現在10台のマック、1台のDOS/V機が稼働しており、(その他オフコン)社内パソコンユーザーもマック使用者が7割を占めます。
マック一辺倒になるつもりはないのですが、操作性とグラフィック、DTP関連の取扱を考えると、マックが中心になってしまいます。(社内で何らかのパソコンセミナーをやろうという話もありましたが、その前にみんなが一通りの操作を覚えてしまいました。)
今後はウインドウズとの連携や、歯科技工への積極的な応用など多くの課題はありますが、ここでは一体どんなマシンが須山歯研では使われているのかをご紹介します。


PM8500/180/G3/250MHz

DTP用途他で使用している8500/180。(左)96年のマックエキスポで「8600まで待てぬ」との結論に達し、待望の604e機を入手。

RAM128MB/HD4+2+2+1GBでかなり快調に。ネットスケープは4.5に、ページミルも3.0となり泣かされることも少なくなりました。

その後NewertechのMax Power Proを入手、メモリも224MBに増強し、友人に「ネコに小判」と言われる。

OS8.5にしてからは、結構安定してます。

無軌道に繋がれた周辺機器は、内部・外部合わせて残りが2デバイスとSCSIのディジーチェーン限界一杯。「年に何回使うんだ」という装置がめじろ押しです!

勤務先が銀座となり、概ね放置プレー状態ですが、スライドの取り込み他I/O用途で利用されている模様。

トホホな周辺機器達

NTT-TE SOHO SL10

OCN用ルータとして使用。先代のMN128は謎の突然接続不能現象により(恐らく発熱か)引退、某所で余生を過ごしている。

Laneed LD-HB16E(16ポートハブ)

LANを構築するにあたり、「カスケード接続はどうも信用できん」という信念から、強引に16ポートを用意、ケーブル地獄に陥る。ちなみにカスケード接続していた際のトラブルは、ハブ電源をヒゲそりのために抜いてしまう営業穂坂氏の仕業であったようだ。

ALPS MD-2000S(カラープリンター)

現在でもカラーはこのプリンターに頼っている。数回オーバーホールに出したが、おおむね機嫌のよいマシン。しかし印刷スピードが遅く、A4フルカラーを180枚刷れと言われた時には目の前が真っ暗になった・・・。

Philips CDD 2600(CD-R)

ヤマハのものがありがたがられるCD-Rだが、同機は隠れた逸品。販売価格が当時5万円台でトーストがついており、強力にうるさいファンのおかげで書き込みエラーもなし。強いて言えばあんまり使わないのに場所をとるのが欠点。

Media Intelligent MCD-200S(PCMCIAカードリーダ&ライタ)

デジカメ画像の取り込みに欠かせぬ存在。欠かせぬ存在のわりにはトラブルが多く泣かされる。OS8.5に変えてからはトラブルが続き、B's Crew2.1に変えてみてもいまいち不調。8.1へのダウングレードもありか・・・?iMacで使ってるハギワラシスコムのFlash Gateのほうが調子いいじゃねえか!PCIのUSBインターフェースカード、買うや、かわざるや!?

Avarice AV-1000HG(1GB HD)

メンテナンスに利用。このHDは息が長く、PM8500/120でも使用していた。最近はあまり活躍の場がないが、先般社員の同型HDがクラッシュ、そろそろこれも・・・。

Media Intelligent MMO-230V(MO)

データのやり取りのために購入したMOだが、値段だけで決めたため、PC(File) Exchangeにも非対応。B's Crewでマウントしている。印刷屋さんに渡すときには便利だが、自宅にないのでZIPに頼らざるを得ない。

iomega ZIP100(ZIP Drive)

発売当初より使用。現在でもリムーバブルメディアとしては最も気に入っている。いまひとつ雑誌レビューなどの評価が低いのはサイクエストの陰謀か?(いまではiomegaに吸収されてしまったようだが・・・。)

Minolta Quick Scan35(35mmフィルムスキャナ)

なんでか異常に一時期欲しかったが、値段もまだ高価であったので迷いに迷った挙げ句、ソフマップの中古を入手。しかし思いのほか解像度が低く醒めてしまった悲しみの周辺機器。

Microtek ScanMaker X6

ボニート代表、小山女史推薦機だけあって、超お買得マシン。これは使えます、使ってます。デザインも良く、あとは透過原稿ユニットを!


Performa6260/603/75MHz

社内LANのファイル&Webサーバ機として使用。中身は5210の603/75MHzマザーを入れデチューン。12"RGBがキュート。もともとの500MBから1.1GBに換装したため、だいぶ余裕ができました。

イーサーはSWハブ8ポート&16ポートハブがここにある関係上、管理者自ら配線を把握していない荒れ放題ぶり。ちょっとした移動でネットワークが切れるという悪い見本です。


Performa5210/603e/100MHz

事務にて使用されていたが、iMacの登場により座を奪われる。ソフマップにて3万円で購入したジャンク5210に6260のマザーを入れ、イーサーカードを内蔵している。

インターネット閲覧用としていたが、こちらも2台目iMacにその場を奪われ、明日は義歯課か営業か?でも機械としては大変安定してます。

おでこには「インターネット閲覧用、ご自由にご覧下さい」の文字が。

現在は義歯課に接地されており、ネット閲覧に利用されている模様。


Quadra800/G3/220MHz

8100/80のボードを換装したQuadra800(シリアルポート不良)を友人から当時10万で買い取ったものにHustlerのシリアル増設ポートをインストール。

CK課在籍後、補聴器のフィッティングソフト(WIN95用)を使うためにReplyのDOS on Macカードを搭載し補聴器課へ。カード増設にあたっては内部フレームをノコギリで切断するはめに。(でかいぜ!DOSカード)その後6100/G3(?)のWINエミュレーションにその任務を引き継ぎ、営業へ。

しかしついにこのマシンにも春が!Sonnet C61 512kを得、G3マシンとして生まれ変わりました。これであまりの遅さに諦めていた資料作成も復活か!?しかしネットブラウシングのスピードしか気が付かないかも・・・。(その上DOSカードは使用不可に、どうする!どうなる!?

営業でデジカメ画像を見るべく、NewerのG3カードに差し換え、AVカードでフルカラー化!しかしアップル15"ではおのずと解像度に限界が・・・。

現在はレイオフ状態で、デンコに保管されています。そのうちなんらかの復帰策を考えねば・・・。


PM7100/66AV/G3/230MHZ

MB課でデジタルカメラ画像を展開するべく、これまで営業、ファイルサーバとたらい回しにされてきた7100が抜擢された。

新調したソニーの15インチモニターを乗っけ、ひと昔前のバリバリビジネス構成。イーサー経由もあって画像展開は若干遅いが(贅沢)、現在NewertechのG3カード待ち。恐らく営業のQuadraと取り合いになる見込みだが、発注半年たっても音沙汰なし・・・。

しかしついに10ヶ月の時を経て到着!当初「絶望的」とも言われたAVカードも無事作動し、生まれ変わった7100にMB課のみなさん、早く気付くように!

マシンの転属が多い須山歯研、7100は安住の地を求め食堂へ。しかしWebのブラウジングと500円シリーズの花札マシンのため、モニターはアップル15"マルチスキャンに変更。

7100にまたも転機が!デンコの納品書発行マシンPM6100に発熱が原因と思われるフリーズが発生し、安定を求め7100が抜てき。激古の飯山モニタをあてがい新生活をスタートしました。

モニタの昇天にともない、HPの17"が再度あてがわれ、デンコマシンとして利用されています。


PM6100/66/Sonnet G3/210MHz

補聴器課に在籍。ファンが回らずジャンク扱いのものを3万円台で購入。ファンを低騒音タイプに交換し、現在稼働中。(しかし買ったファンが思いのほか高く、本体価格の10%をしめるあたりが安物買いの銭失い)

ついにSonnetのG3カードを内蔵するに至ったが、AVカードが使えず色数に泣く。営業に在籍したが、スピードを買われ、WINエミュレーション&ファイルメーカーでの顧客データベースとして稼動。

その後歯材部の7500のグラフィック能力を硬質レジン課で活かすため当機が歯材部へ。伝票発行マシンとしてがんばっている。

スリムな匡体は狭いデッドスペースにもぴったりフィット。しかし発熱のためか時々フリーズしている。

最近熱が原因と思われるフリーズがたびたび発生し、冷却化のため一時休業中。裏面にダクトを設ける予定だが、一体いつ復帰できるやら・・・。

側面に強引に開けた冷却口に薄型ファンを設置、強制冷却で安定性は現在抜群ですが、開けた冷却口とファン位置が全然合っていないというトホホ状態は改善されず。メチャメチャ威勢のいいファン音がチャームポイントで、銀座6Fのラボスペースにネット端末として置かれています。


20th Anniversary Macintosh

603ev/250

発表から1年、高額のため過剰在庫と化した記念マシンが激安で放出された際に入手した1台。イーサーカードを増設した位のノーマルマシンだが、音はさすがに高レベル。現在社長室に置かれ、ネット&お絵書きマシンと化している。

社長の「ねずみはないの?」の一言で、素敵な皮張りキーボードの横に小汚いマウスを付けていたが、最近はすっかりトラックパッドがお気に入りの様子。

スピーカーの音量調整がイマイチであったが、OS8.0に一部ダウングレードすることで解決。

テレビが見れるという点が社長のお気に入りで、千葉に続き銀座9Fにも導入。MacworldのSonnetブースでColorClassic改造用に買ったはずのG3カードが流用され、2台ともG3化されています。が、起動時間が思いのほかかかり、社長からは「遅い!」とのクレームも・・・。


iMac Rev.A/G3/233MHz

発売当日に購入。一気に社内トップスピードマシンに躍り出る。

これまで導入にあたりなんだかんだと問題があったが、嘘のように順調。嵐の前の静けさか?

先の秋葉原雨天8.5インストール企画、デンタルショーたらい回しをタフに乗り切り、今に至る。

USBキーボードのキー配列に好みはあるが、事務では好評のキュートなマシン。実は中身はRev.B。

事務で長年可愛がられてきたiMac Rev.Aですが、PowerMac G4 Cubeにその座を譲り、現在は営業に。


iMac.Rev.A/G3/233MHz

Bottom Lineから個人輸入で入れたiMac。日本発売前になんとか手に入れるべく発注したものの、発売後1月以上が経ちやっと到着。唯一の美点は何と言っても英語版キーボードが付属すること。

そう思ったのもつかの間、プロセッサーカード不良で修理へ。ワールドワイドワランティーも適用されず、途方にくれたのも、今となっては懐かしい思い出です。

その後は食堂にてインターネットブラウズ用途で利用されていましたが、MBのデジカメ画像閲覧用として新館2Fへ移動。ハギワラシスコムのFlash Gateを従え新たな任務へ。


PM8500/120/604e/180MHz

8500/180が来るまで1年の間、DTPマシンとして活躍していたが、現在は鋳造床課に在籍。症例のデータベース化を中心にデジタルカメラとともに新しい人生をスタートした。

Epson GT6500スキャナーがバンドルされ、社内での透過原稿のスキャンが可能に。しかしこのマシンではOpen Transportがらみ、ドーターボードアップグレードなどで何度眠れぬ夜を過ごしたか・・・。

ここのところは工程フローチャート作成とDTP講習に使用されている模様。8500/180のドーターと、512kキャッシュを入れ、新しい人生をスタート、MP課三枝氏も喜んでいる。セットされているPhilipsのモニターはCentris650の時代から使っていた長寿品。ブラウン管は赤みが強くなってきたが、ガンマ調整で強制使用中。

しかし17"がついにダウン!手の打ちようがなく廃棄、現在はアップル15"を従えている。


Power Book 520C/603/100MHz

営業のLC475がインターネットWEB閲覧の際、「画像が出ない!」とのクレームが殺到(何を見てるのかは秘密)。半ば遊んでいたPB520Cに15インチモニターをバンドルし、ビデオミラーリングにして設置したところ、思いのほか好評。

液晶とブラウン管の2本立ては、みんなで見るのには好都合。欲をいえばもう少し画面サイズが大きければ・・・(それにスピード)。

PB5xx系は初めてのパワーブックとして思い出深いマシン。個人的にも1台所有しているため、G3カードとか出てくれるとありがたいのですが・・・(しかしあまりの重さに、一時期東芝ポルテージュに鞍替えしてました)。


Performa5280/

603e/100MHz

V2Cのアウトレットものを入手。何をするにも十分快適。しかし何をしているというほど働いていないのが残念。

CK課で書類作成、画像閲覧(スキャナに付属のPhotoshop LEで十分)に利用。旧型キーボードがいい味を出している。5000系は出立ては馴染めなかったが、今となっては好きな匡体。

時々接触不良か画面が紫になってしまう持病あり。この持病のため、硬質レジン課からレイオフされ、一時休業していました。

その後社内研修用マシンとしてMB課上岡氏に貸し出され、同氏所有のCentris610が社内に来てます。さーて、どうするか・・・。


PM7500/100/604e/200MHz

ついにやってきたPCIマック!

Centris650の後釜として、T-Zone本店で清水の舞台から飛び下りる気持ちで購入(DIMMもまだ高かった・・・)。

ようやく快適な環境がと思ったのも束の間。やはりOpen Transportが・・・。

7600シリーズが120、132、166、200と登場する度にがっくり肩を落とした。

Power Toolsの604カードを入手するも、セカンドキャッシュの相性でトラブル三昧。後の604e/200までノーマルのまま使用した。

しかし作業内容によるのか、安定性は良く、歯材部デンコにて伝票発行マシンとして活躍。相棒の飯山のシャドーマスクは以前ニフティーで15インチと交換したモニタで、かなり暗い。

8600/200から外したドーターとキャッシュを挿し、見違えるようなスピードに。自分で組んでおいて遅さのあまりいらついていた伝票発行ファイルもようやく許せるレベルに。(ってくらい作り込みがあまいんです・・・)

その後グラフィック能力を買われ硬質レジン課へ。しかしモニターはダウングレードのアップル純正15"モニタ。求む、ダイヤモンドトロン管!

しかし新しいモニタを待つまでもなく、iMacにその場を追われ(厳密には新館2Fの硬質レジン形態修正ブース)、硬質レジン築盛ブースへ。そのかわりソニーの15インチモニターを手に入れ、装いも新たに稼動している。


LC475/68LC040/25MHz

九州に出かけた折、Key/Mouse付きで2万円の物件をアプライドで発見。とりあえず入手し義歯課へ。

その後WEBが見れないというクレームを受けて、PB520Cと交代し、現在は休暇をとっている。改造用に使われるか、その他の業務を持つようになるか現在検討中。(OCNも入ったし、後々メールサーバにでも・・・)

最近値崩れが激しいようですが、省スペースとWEB閲覧には必要十分なスペック。見直されてもよいのでは。


Macintosh 2 Si

68030/20MHz

今やイーサーボードより本体のほうが安くなってしまった2 Siは3年程前に13インチとのSetで購入したもの。ファイルメーカーサーバ担当というヘビーワークをこなしていた。12インチRGBもジャストフィットのナイスガイ。

現在は放置されていますが、なんとか復活させるべく、工程自動化のコントローラーとして検討中。社内で一度も落ちたことの無い超安定マシン。

手持ちの旧型アップル13"あたりを組み合わせ、ADB経由のシーケンス制御マシンとして使えないか検討中。しかしスクリプトがうまく組めん・・・。


日立 FloraPrius30h

Pentium MMX/233MHz

補聴器課ではこれまで補聴器調整WIN用ソフトをReal PC上で使用してきたが、本格利用にあたりついにDOS/V機を購入。

TFT液晶ディスプレーに惹かれて買った日立プリウスは必要にして十分。省スペースを実現し、これまでファイルメーカーで製作したデータベースもそのまま利用可能。

ファイル共有に際してはPC Mac LANを予定していたものの、WIN98未対応でDAVE2.1にて実現。

補聴器もデジタル制御の時代で、フィリップス、オーチコンなどもパソコンによるセッティング(フィッティング)、データ管理に対応。同機にはHi-Proと呼ばれるインターフェースボックスをシリアル経由で接続し使用。ノアシステムのMac対応はまだか!?


社内ユーザーが所有するのはPM7600/120、Performa5210が2台、Performa6210が1人、Centris610が1人、Centris650が1人、Siが2台、PB520C、PM7100/80AV、Macintosh TV(!)、PM8600/G3、PB2400、iMacなど。こちらも紹介できればと思います。


Apple2/68LC040/25MHz

ジャンクのアップル2の匡体に、LC475を入れただけのマシン。キーボードの取り付けが困難でしたが、取り付けてからエスケープキーの場所がイマイチなことに気付き、テキスト打ち込みの際に泣いています。(結構エスケープキーを使うんです。ミスタッチが多いもので・・・)

とりあえずBallade2(Midiソフト)を使用する際に使用。DANBO会長からいただいた「鑑定済みシール」が未鑑定なのに張られている。

LC3PDSの10Base-Tカードでネットワークにも繋げ、ベッドサイドのWWW閲覧マシンにしようとしたものの、いかんせん柄がデカ過ぎました。

しばらく自宅に置かれていましたが、室内生存環境の悪化にともない、東京エクスポのジャンクブースで売却。う〜む、その後いかがでしょう?


Macintosh TV/68030/32MHz

某「お仲間」Offの際、五州貿易で見つけてしまったのが運の尽き。キャリアに縛り付けてOff会へ・・・。

程度はそこそこいいのですが、メモリ上限が8MBのためOS7.6も入れられません・・・。

現在はお飾りマシンとして自宅に保存されていますが、いっそLC575あたりのボードを挿してみるか・・・。

こちらも室内リフレッシュ企画の際、某有名「黒いPC」コレクターの方にお譲りいたしました。


Apple Spec Database(英語ページ)

製品データシート(日本語ページ)

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