iBook/800MHzマザー

先にスピードバンプと大幅な低価格化を伴い行われたiBookのリニューアルですが、UselessMac田中氏の依頼により、iBook/500から800MHzへのHDD換装を行い、ついでに(笑)マザーボードを外してみました。

レイアウトはほとんど初代のDual USBと変わらず(恐らくスワップも可か?拡大)。

CPUはIBM社製PowerPC 750 FX/800(拡大)。

CPUコアを拡大。非常に読みにくく恐縮ですが、「SBC30006B5-H003a3G-2-22-13」と読めます(拡大)。

こちらは裏面。白い四角の部分はGPU(拡大)。

ATI社Mobility Radeon 7500c /32MBが奢られ、ファインダー周りのキビキビした動作にも貢献している模様(拡大)。

当機はコンボドライブモデルですが、ドライブには東芝製SD-R2212(拡大)。

搭載されるCPUはIBM PowerPC 750FX。前機種より採用された同CPUは、クロックスピードの向上にも関わらず低い発熱、ロングバッテリーライフを実現。また処理速度としても、iBook 500MHzあたりからの乗り換えでは、ファインダー操作でもその速度向上が十分体感できるレベルです。

ドライブ設定こそSuperDriveの搭載は実現しませんでしたが、大幅な価格の引き下げにより、Windowsノートと比較しても「安い」という印象を持つことができるのでは(クロックが寂しい点は否定できませんが、笑)。大幅な変更はないものの、価格的に間口を拡げ、速度向上を計った12"トップモデルにおいても159,800円へのプライスダウンを実現したiBook。OS X環境ではどうしても遅れを取り、シリーズ自体の寿命もかなり長くはなったものの、現時点において、OS 9環境メインの方や省スペースマシンを検討される方には、プライスパフォーマンスは抜群では。もう少し様子を見るか、安定したiBookを手にするか、選択は難しいところでしょうか(笑)。

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