フジフィルム・FinePix 4700z

 

これまでメインで使用していたデジタルカメラ「FinePix 2700」と、以前使用していた「FinePix 700」を手放し、「FinePix 4700Z」に機種変更しました。

富士フィルム「FinePix 4700Z」。プライベートでは初めてズームレンズ搭載機を購入(ソフマップモバイル店にて62,800円)。

同機のインプレッションはすでに各サイトで行われていますが、知らずに買っていたUSB接続機能、大変重宝しています。

専用USBコネクタを差し込んだ状態。OS9環境ではドライバをインストールすることなしで認識。接続キットが実売9,500円とかなりの金額(16MBスマートメディア付ですが)なため、思いきってケーブルを自作するか?

Macと接続してカメラの電源を入れると、液晶画面がUSBモード表示となり、デスクトップにはディスクとしてマウントされます。

デスクトップからアンマウントすると、上記のような「REMOVE OK」の表示が。

これまでは取込みにハギワラシスコムのFlashGateを持ち歩いていましたが、これでケーブルだけでOKに。動作も極めて軽快です。

  

FinePix 4700Zとフラットベッドスキャナの単純比較をしてみました。どのくらい単純かというと、名刺の文字を撮影・スキャンし、その差を比べるだけというもの(笑)。しかし場合によっては、下手なスキャナ(うちの1236は負けている・・・)を越えているような・・・。

撮影・スキャン対象の名刺。補聴器の「聴」の字がどのくらいのサイズで得られるかを試してみました。

FinePix 4700Zの2400*1800/Fineモードで撮影(マクロ&×3ズーム)し、トリミングしたのが上の画像。Photoshopでトーンカーブの白を自動調整しただけですが、サイズ、フォーカスともに良好な結果が得られました。

Artecの1236USBで同様のサイズを得るにはおよそ850dpi設定が必要。このクラスのスキャナであると、当然フォーカスは大甘に。

Artec 1236USBにて850dpi設定でスキャンし、Photoshop上でデータサイズを変えずに72dpiへ解像度変更。トーンカーブの白を自動調整したもの。

低価格化が進み、使い勝手でもこうした用途にはフラットベッドスキャナに軍配が上がりますが、省スペースや機動性といった要素を求めると、デジカメをスキャナ代わりに使うのも手か?

  

2000年New York Expoでの撮影に富士フィルムのFinePix4700zを使用しましたが、撮影中に思わぬ問題が。かなり枚数を撮っていたのですが、発熱が結構あり、こうした際にスマートメディアを入れ替えるとカードエラーが発生、撮影、再生、USB接続全てできなくなりました。もとのメディアに戻しても状況が変わらないため、しばらく冷やしておいたら復活。メディアを交換しなければ問題は起きないようなのですが、ユーザーの方はご注意を。

  

 

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