eMac・アピアランス

画像をクリックすると大きなイメージが現れます。


1998年5月に発表された初代モデルから4年が経過し、2002年1月のSan Francisco Expoでは、液晶ディスプレイを装備し、全く異なるデザインにリニューアルされたiMac。しかしeMacを見ると、CRTを持つ一体型としては、初代からの正統(?)のアップデートが施されたように感じられます。

当初教育機関向けとして発表され、モデル名称も異なり、また前出のiMac Flat Panel登場時には液晶時代の幕開けが高々と宣言されただけに、存在自体が少々中途半端なイメージのあるeMacですが、実際に使用してみると、大変魅力的なマシン。その魅力の一つであるアピアランスをこちらでは並べてみました。

17インチモニタを持つeMacですが、旧iMacと比較しても匡体サイズはそれ程大きくなっていません。

電源ボタンはI/Oポート奥に。

フォントが変更されたeMacロゴ。カスタマイズ堂の高松様よりMyriad系ではないかとのご指摘をいただきました。

I/Oポート群。右からヘッドフォン、マイク、USB×3、FireWire×2、イーサー、外部モニタ出力と並びます。ポートの表示にはモデムもあるのですが、このマシンにはポートは無し。今後のコンフィギュレーションにモデムを持つ機体も?

CD-ROMドライブトレー下(ベゼル裏)には、MACアドレス、本体シリアルなどの情報が印刷されたシールが貼付され、台数の多い環境でのマシン管理に配慮されています。

不特定多数が使うマシンでスピーカーのフラムむき出しというのはかなりリスキー(エンピツ攻撃対象か?)。付属のグリルが不測(?)の事態を防ぎます。

eMacデザイン上の特徴の一つとなる後方部。下部には本体内大型ファンの排熱孔となっています。

eMac底面。中央のアルミパネルは、メモリ/内蔵電池へのアクセスハッチ。

脚の部分にはハッチ取り外し用のビスが中央に、オプションのスタンド取り付け用のビス穴が左右に用意されています。

iMac Rev.B、iMac FlatPanelと並べてみました。

佇まいはこんな感じ。高さが少しあるものの、iMac Rev.Bと比較しても「デカいな」という印象はあまりありません。

iMac FlatPanelとでは、確かに大きく見えるのですが、ディスプレイ面を見ている限りではやはり巨大という感じはなく、どこに設置してもそれほど邪魔にならないのでは。

iとeの違いはあるものの、やはりiMac 17"モデルといった感のあるeMac。

17インチに拡大された画面サイズはやはり快適。解像度も1280×960までをサポートし、使い勝手も大きく向上しています。匡体の高さも5%程度か?

奥行きはほとんど同様。旧iMacシリーズからのリプレイスであれば、余分なスペースはほとんど必要なさそうです(オプションのスタンドを利用する場合は高さが必要ですが・・・)。

リアビュー比較。今でも斬新なiMacのリア回りのデザインですが、やはりeMacのオシリは強烈。また後方にアップルマークが無いのも特徴と言えば特徴でしょうか?

top