歯科での使用を前提とした際、専門のカメラではなく民生機を使って、気軽に診療に応用できないか。ここでは各社より発売されているデジタルカメラの中から、須山歯研で使用しているもの、評判の高い機種を「お薦め機」として紹介します。

（こちらでは皆様の推薦機種や使用レポートをお待ちしております！）

富士フィルム FinePix700 メガピクセル解像度の低価格化が進み、美しい画像データが身近になってきましたが、98年に発表されたフジフィルム「FinePix700」は画質のみならず、歯科での使用を考えた際、条件を兼ね備えています。

• 150万画素（1280×1024ピクセル）解像度
• マクロポジション（9cm）ボタン切替え
• NTSCビデオ出力
• 80mm（W）×101mm（H）×33mm/245ｇの小形サイズ
• イージーオペレーション

富士フィルム DS-20 デジタルカメラを試してみたい、患者さんへ手軽にプレゼンテーションを行いたい。デジタルカメラが一般化してきましたがどこまで使えるのか、パソコンが必要なのではと、敬遠されている方もいらっしゃると思います。初めてデジタルカメラを購入する際、印刷やスライド製作などのハードユースを考えていないのであれば、使い勝手や応用範囲を検討するための手軽な機種をお薦めします。

• 35万画素（640×480ピクセル）解像度
• マクロポジション（9〜13cm）スライドスイッチ
• NTSCビデオ出力
• イージーオペレーション

オリンパス Camedia C-1400L/C-1000L 一眼レフファインダーを持ち正確なフレーミングが可能。光学3倍ズームを備え、オプションですがメーカー純正のマクロレンズも用意され、カメラメーカーの面目躍如。歯科用にはリングタイプのフラッシュを装備したマクロコンバージョンレンズも発売されています。

• 141万画素（1280×1024ピクセル/C-1400L）85万画素（1024×768ピクセル/C-1000L）
• マクロポジション（30cm）マクロコンバージョンレンズ（MCON-40/11,000円）
• 3倍光学ズーム