北京市内電脳街・百脳匯

 

北京市内にある電脳街「百脳匯」に出かけました。

北京の電脳街としては北京大学そばの「中関村」が有名のようですが、時間的に厳しく、現地の方にお聞きして「百脳匯」へ。

百脳匯はコンピューター関連ショップが集まる雑居ビル。1〜4階はハード本体、パーツ、ソフト、メーカーショールーム、インターネットカフェ(?)などが並んでいます。

中国でもインターネットの普及に伴い、ここ2〜3年でPC市場が活気づき始め、百脳匯も3年程前にオープン。中国の平均所得が約2,000元(3万円位)であり、まだまだ高額商品ですが、外資系企業に勤めるビジネスマン、学生を中心にPC利用者が拡大しているとのことです。

建物内はガラス張りの小間に分かれ、国内・海外メーカーPC本体の販売、パーツ、周辺機器、ソフトウェアなど、PC関連ショップが軒を連ね、学生と思われる方が各ショップを訪れていました。

ショップ取扱い製品はほぼWIN系。ショップの壁には秋葉チックな表示が。ちなみにこちらはCeleron533/64MB/13GB HD/TNT16MB/40×CD/15"モニタで5980元(約83,720円)。Pen3/550ではプラス1500元といったところ。日本とほぼ同水準か?

Athlonも登場しているものの、クロックは500MHz止まりの模様。CPU単体でもまだほとんど出回っていませんでした。AMDではK6-2も低価格機の一部に利用されており、青衿社「小秀才」は32MB/8.4GB/15"モニタの組み合わせで4,780元(約66,920円)。

今回は小型PS2キーボードを入手。こちらは購入した周辺機器ショップとそのお店の方。

こちらも一緒に購入したゲームパッド。シリアル接続でプレステ純正パッドが2台直付けされているファンキーな作り(笑)。価格は70元(980円)。

こちらはソフトショップ。中国で広く流通しているというVCDやPC用CDを扱っていましたが、結構怪し目?

TombRaider3が50元(700円)ってのはえらい安いような・・・。中は完全な英語版で取説が中文となっていました。

海賊版とおぼしきCDは15元(240円)、CD-Rのデュプリケートは1枚5〜8元(70〜112円)と、まだまだ渾沌とした状況のようです。

PCハードは差程割安感はありませんでしたが、こうした机はお薦め。450元(6,300円)位でかなりしっかりしたものが入手可能。15kgという重さに負け、今回は断念・・・(う〜ん、通販とかやったら面白いかも)。

今回の電脳街訪問で大変お世話になったお二人、五星集団国際有限公司の謝さんとPDRの谷川さん。ありがとうございました!

さてAppleはというと、百脳匯で扱いのあったショップは1軒のみ。京西工商のプライスリストはこんな感じです(笑)。

iMac
iMac iMac DV iMac DV Special Edition

350MHz PowerPC G3

400MHz PowerPC G3

400MHz PowerPC G3

12,980元

14,980元

17,980元

 
PowerMac G4
PowerMac G4/400 PowerMac G4/450 PowerMac G4/500

400MHz PowerPC G4

450MHz PowerPC G4

500MHz PowerPC G4

23,500元(include 17" Monitor)

35,850元(include 17" Monitor)

48,180元(include 17" Monitor)

 
PowerBook400

400MHz PowerPC G3

36,500元 (SCSIカード:1,220元)

割高ではありますが(丁度為替分?)なんとか本体は入手可能な模様です。

ほとんどPC関連のみではありますが、中心部でパーツを探す、PC本体を入手するというのであればかなり便利。以前は日本より高いと言われていたようですが、現在はほぼ同水準から2割増位か。パーツ販売は少なめではありますが、パーツ種は概ねカバーされていました。メモリあたりが気になって聞いてみたところ、PC133/128MBで110元、PC100はどこも品切れでした。次回北京に出かける機会があれば、是非今度は中関村も訪れてみたいと思います。

 

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