Macworld New York 2000 |
New Yorkで発表されるiMac新シリーズは3モデル。最上位機種のiMacDV Special Editionはクロックが650MHzへ(IBM 750CX?)。メモリは128Mと現行機と同様であるが(この辺はメモリ相場の上昇と関連が?)、ビデオ編集をにらみ30GBのHDDが搭載されるとのこと。DVD-ROMは一部ではDVD-RAMになるのではないかとの観測も。iMacDVはクロックが600MHzに。64M/15GB/DVDという構成で、これまで同様iCandyカラーを揃える。ベーシック機であるiMacは、現行350MHzから550MHzへ。 | |
IBMより発表された750CXがコンシューマ向けに投入されるとみられており、これによるクロックの向上が。350MHz〜400MHzのラインから一挙に550〜650MHzを実現することになりますが、PowerPC750Lとの性能差は?350〜550 MHzの750CXがIBMからAppleに出荷されているという話も(iMac2day)。 | |
新型iMacには、17インチディスプレイモデルを含んでいる可能性が?また液晶ディスプレイとの説も? | |
コードネーム「P7A」として長らく噂が絶えないモデル。しかし17インチを採用すると匡体サイズの変更が必要なため、現在のようなラインナップでは可能性は低い?液晶についてもコスト面からメリットが見出せないようにも感じます。富士通のプリシェのように奥行きを減らすアプローチであれば省スペースに貢献しますが、やはり新匡体が必要であり、また差程スペースユーティリティーに配慮されていないアップル製品群をみると可能性はこれも低いか。1024*768でWYSWYGだと使用感がぐっと向上するのですが・・・。 | |
ワイヤレスキーボード/マウスを装備? | |
DOS/V系ではそこそこ普及しているワイヤレスキーボード&マウス。コードがなければレイアウトフリーかと思いきや、赤外線方式では途中障害物があると動作せず。また電源供給の問題も出てきます。どのような形で採用されてくるのか、本体以上に楽しみなところ。 ここにきてマウスについてはボタンレスマウスの可能性が示唆されています。これまでのクリック操作を、手を振るなどの操作で実現するとのこと。またZDNetでは「マウス全体を押し下げる」という情報も。トラッキングは光学式となる?丸いマウスへの不満に対し、デザイン自体も変更が予想されています。 以前AVコントローラーとして入手したソニーの「CVA-1」には、ポインティングデバイスとして卵型のコントローラーが付属していました。これは傾けることでカーソルの移動を行い、クリックはボタンで行うというものでしたが、そういえばこちらも赤外線ワイヤレスでした(使いづらかったのですが・・・)。 個人的には楕円形でホイール付きワンボタンというのが理想です。ワイアレスは恐らく落としてすぐ壊すでしょう(笑)。しかしワイアレスがオプションとなれば、赤外線ベイが本体に内蔵される? | |
iBoxという新シリーズ登場?スライドオンの15"CRT/LCD、17"CRTが選択可能? | |
完全な一体型ではなく、モジュール化された構成部品を組み合わせるといった形でしょうか?スライドオンであることの利点がいまいち無いようにも・・・。液晶限定であると省スペースマシンになりそうですが、それならPBの方が現実的か? | |
CPUはMotorola PowerPC G4(MPC7400)500〜600MHz。Radeon Graphicsチップを持つビデオカードを搭載、DDR DRAM(Double Data Rate DRAM)を採用。 | |
昨年8月、Seyboldで発表されたPowerMacintosh G4シリーズ。ビデオ周りやクロックアップ他マイナーチェンジが続けられてきましたが、Motorola製G4チップのクロックが伸び悩む中、マルチプロセッサへの対応が待たれるところ?登場が噂される新G4では、マルチプロセッサへの対応を睨んだ新マザーが搭載される? | |
新型PMG4には新匡体が?また横置きも可能? | |
99年の1月にPower Macintosh G3として登場したポリタンク匡体。G4となりグラファイトカラー、光沢ボディーへと変更されましたが、そろそろ匡体にも変更が(現在のものも大変よいのですが)?PowerBookとあわせ、プロ・プロシューマ向けデザインの統一が計られるか?横置きも可能にとの話もありますが、そうすると匡体サイズ自体も小型化される?(PBとともにメタルのソリッド匡体というのもアリか?)ということはCinema Displayは? | |
DVI(Digital Visual Interface)接続のG4(AGP Graphics)用LCDで、使用にはRage 128Proカードキットが必要。解像度1600×900/1670万色表示、DVDサポート、周辺機器接続が可能なUSB Hub搭載といったフィーチャーが。$2,400程度のリテールプライス。 | |
昨年8月のSeyboldで発表されたChinema Displayはさすがに個人用としての導入は困難(笑)。Cinema Displayを名乗る以上、秀逸なデザインはそのままに、画面サイズを落としたモデルと考えられ、SGIのSW1600的な位置付けか?登場したら22"ブラウン管にするか18"液晶にするか悩むところ?個人的には楽しみなモデル。Rage Radeonカードとの組み合わせが考えられますが、パフォーマンスはかなり期待できそうです。 | |
500、550、650MhzのIBM750CXを搭載しデュアルバッテリーで12時間の稼動が可能。スクリーンは14.1インチ。HDはUltraDMA/66で最高20GB。AirPortアンテナを搭載し、トランスルーセントな新匡体が採用? | |
PowerBook2000のマイナーアップデート的な内容。気になるのはやはり匡体。チタン匡体マシンが後継機種となるのであれば、トランスルーセント匡体は望み薄か。またはチタンとレクサンのコンポジットなのか?いずれにしてもNewYorkには間に合わないか・・・? | |
燕市のチタン加工メーカーが、Pismoより小さい新しいモデル用チタンパーツの一部を生産開始? | |
PowerBook後継機の噂が先攻していましたが、ここにきて小型(薄いということか?)モデルが俎上に。 | |
2000年年末、もしくは2001年年始(SF Expo?)で登場? | |
従来のPowerBookシリーズと一線を画すモデルであるか、または後継機種なのかは不明ですが、A4薄型で後継機種というあたりが現実的か?発表時期は後継機種であるならば新筐体PowerBookのNewYork登場は絶望的か。別シリーズに関する噂であれば、まだ一縷の望みも・・・。 | |
2001年1月に登場するPowerBook G4では、超軽量/薄型になることが見込まれるという。 | |
MacOS Rumors(5/27)では超軽量・薄型のG4モデルが来年のSan Franciscoにて発表されるという予想がされている。こちらを考えると噂されるチタンボディーのPBは後継機種か? | |
チタンの酸化皮膜によるカラーリング(Vaio系に強そうな・・・)? | |
チタンは強固な酸化皮膜により安定した金属であり、またその表面処理により酸化皮膜色を変化させることができますが、これをパソコンに取り入れるとは・・・。ただチタンは熱伝導性に乏しく、放熱に関してはそれほど期待ができないか? | |
iBookとの今後の棲み分けは? | |
iBookのクロックスピードが向上し、PowerBookとの相違点は入出力系統、DVD再生、拡張性とディスプレイサイズですが、これまでのPowerBookにクラムシェル筐体を与えiBookと統合、新たにチタン筐体をプロダクトマトリックスのプロ/プロシューマ向けノートに置き換えるというのは・・・?しかしそうなるとPowerMacintosh G4にも同イメージの筐体が・・・? | |
ビデオがRage128となり、DVD-ROMを搭載し、ポータブルDVDマシンに? | |
ユーザーとしては大歓迎となるDVD搭載ですが、ビデオチップ変更、DVD-ROM搭載に加え、音声再生装置の見直しも必要となるため(少なくともステレオスピーカーの搭載)、コスト上昇は避けられないか。なによりPowerBookとの垣根が曖昧となる恐れもあり、それほど積極的ではない?とはいえクロックアップやHDD容量アップだけでは目新しさは無いか。登場より1年、匡体の変更やカラーの追加と選択肢はありますがさてどうなるか。 | |
AppleブランドのPDAは? | |
Newtonの件は別としても、AppleがPDAを自社で製造する可能性は極めて低そうですが、Palm互換機との親和性を高め、連携のための機能をシステム内に取り入れてくるのでは。そうなると有力候補はVisorか?カラーコーディネイトはコンシューマ向けには重要なファクターとなりますし、AirPortへの接続オプションはビジネスユースにアピールしそうです。いっそiMacにバンドルしてみるとか。 |