軽さと強さ

チタンと言えばゴルフのクラブとか、レーシングカーやロケットの部品といったものを連想されるかもしれません。

ゴルフのクラブもロケットの部品も、同様に求められるのは軽さと強さ。チタンは他の金属に比べ、この二つに大変優れた金属です。大きな噛み合わせの力に耐え、口の中でも軽快な装用感を得るという点で、入れ歯も同様に、チタンのこの特徴を活かす事ができるのです。

 

生体親和性

もうひとつチタンが持つ大きな特徴に、「生体親和性」が挙げられます。近年注目される金属アレルギー、これは口の中や肌に接触する金属が、だ液や汗により変質、金属イオンが溶け出すことが原因です。

金や貴金属は、古くから歯科治療に用いられてきましたが、その大きな理由はそうした金属が持つ高い耐酸性にあります。

酸などに対して腐蝕しにくく、金属イオンの溶出が大変少ないチタンは、アレルギーなど体への為害性が大変小さく、近年様々な生体用移植材料として利用されています。長い間口の中に収まり機能する入れ歯にとって、この持つ高い生体親和性は、強度とともにチタンが理想の金属となる大きな要素になっています。

 

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