SJ10,20レプリカFRPボンネット
黒ゲルコート仕上げ・38,000円(東京都までの送料1,600円)
http://www.wht.mmtr.or.jp/~t-craft/sub3.htm
T-craft
http://www.wht.mmtr.or.jp/~t-craft/

 

東関東自動車道から首都高湾岸線を走行中、いきなり目の前がグレーアウト。出発前にCCISオイルを補給した際、ボンネットフックを見事に左右掛け忘れたことが原因。運良く広い路肩に停止して事なきを得ましたが、ウィンドウのボンネット受けに刺さったボンネットはベコっとひん曲がり、塗装もちょいハゲ状態。

とりあえずはそのまま利用していましたが、社内で板金関係のつてを得たため、修正を発注。しかしその間、足がSJ10しか無かった時だけに困ったなと思っていたら、グラスファイバー製ボンネットが頭をよぎりました。

T-craft様に発注したのは、SJ10,20レプリカFRPボンネット。トライアルのため軽量化を目的とした製品であり、高速走行を前提としていないことなど考えずに装着し、走行中に「ぼこん」とへこむボンネットを見守りながら、黒いまんまで利用しておりました。

非常に軽量に仕上がっているレプリカFRPボンネット。フロントのスリットはかなりペラペラながらちゃんと設けられていますが、サイドのエアアウトレットは省略されています。

必要な加工はヒンジ部取り付けネジ穴と

ボンネットフックの受け固定ネジ穴開け。カーバイトバーなどで簡単に穴を開けることができます。

そしてオリジナルの鉄ボンネット板金が完了し、大変美しい姿となって戻ってきたため、折角ならばとファイバーボンネットも塗装を発注。これまでの走行でかなり風圧によるゆがみがあったため、塗装するのならばファイバーで強化してからと、グラスファイバーを裏面にU字型に貼付けた上塗装に。

美しく板金&塗装が完了したオリジナルボンネット。このまま乗っていれば何ごともなかったのに・・・。

こちらも大変美しく出来上がり、早速換装し、銀座までの道を疾走しましたが、突風が吹きあれるレインボーブリッジで再度ボンネットオープン。今回はボンネットフックはしっかり固定されていたものの、風圧で大きく歪んだボンネットは、まず右側がボンッと外れ、やばいと思った瞬間、左側が外れると、またもやブラックアウトで路肩お止まりと相成りました。

悲劇の舞台となった首都高台場線。

またもや運良く巡回中のロードサービス車が発煙筒を出してくれたため、大急ぎで割れてしまったボンネットを外し、幌の中に押し込みスタート。ボンネットフルオープンで行き帰りを過ごすこととなり、雨に怯えながら仕事をしてました。

間違った使用方法で死にかけたものの、このボンネット、驚く程軽いため、トライアルで利用は効果絶大でしょう。高速走行用にはプライ数の多いものも用意されているようですので、ご確認の上お買い求め下さい。

 

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