9/1〜9/30

9/30

現時点ではTOAST5動作リストから外れている、TEAC製「CD-W28E」を採用したSMARTDISK VSTFireWire Portable CD-R/Wドライブですが、10.1とTOAST5.1 P2の組み合わせではきちんと認識。

ドライブを接続し、ブランクのメディアを入れると、システムから上記のメッセージが。ここで無視を選択すると、

再度読み込みに関するアラートが。ここでも続けるを押します。

TOAST5.1 P2を起動すると、下のドライブ表示に「Teac CD-W28E - FireWire」の表示が。

通法通り作業を行えばきっちりと書き込み完了。焼いたメディアも問題なく認識しました。

できればOS 9版でも対応ドライブのアップデートを・・・。


9/29

PowerBook G4にインストールしていたOS Xに10.1アップデートをかけてみました。

ビルド番号は5G64。スクリーンショットで撮ったため、枠が入ってしまいました・・・。

とりあえず現在Classic環境でPhotoshop3.0J、PageMill3.0J、Fetch 3.03Jを使って更新してみましたが、PageMillで画像の張り付けにドラッグ&ドロップが使えないのが痛いか(笑)。しかし日本語テキスト入力はほとんど問題無し。噂(?)のことえり3も、使い勝手は全く変わらないのは嬉しいところです。

ちょっとネットワークを試していたのですが、しばしば接続が解除されてしまいました。アプリケーションを再起動させるとまた繋がるものの、しばらくすると切断という状況(接続自体はイーサーで東京メタリック)。

ついに搭載されたDVDプレーヤーですが、これは非常に良さそうです。ウィンドウサイズを小さめにし、ネットをブラウズしながらDVDを視聴してみましたが、コマ落ちや動作停止は全くなし。試しにプレーヤーを動作させた状態でクラシックを起動してみましたが、これでもコマ落ちは発生しませんでした(さすがにクラシック起動は長時間を要しましたが・・・)。

かなり重い作業のように思いますが、プレーヤーは止まらず。

  

本日よりMac OS X ver.10.1の販売がスタートしましたが、同時にアナウンスされたOS Xユーザー向け無料アップグレードキットの配付が有楽町ビックピーカンでも行われました。

有楽町のビックピーカンにて配付されたMac OS10.1無償UpDateCD整理券。10時50分頃到着しましたが、番号は075。以外と穴場だったのか?

左がパッケージ版で右が無料アップデート版。

写真は無料アップデート版の内容ですが、なぜかOS10.1購入証明書とかも入ってるんですが・・・。

付属するCD-ROMはOS XのアップデートとOS9のアップデート。上はMac OS9.2.1 Update。

  

先程米国仕様・英語版キーボードの販売、キーボード/トップケース交換のためiBookがピックアップされました。日通のスーパーペリカン便でのピックアップでしたが、専用の梱包材が用意されており、本体を渡すのみでOK。箱がないと修理できず、巨大ダンボールを大事に保管していた頃からするとありがたい対応ですが、今でも通常の修理では必要なのでしょうか?


9/28

昨日発表となった米国仕様・英語版キーボード、iBook(Dual USB)/PowerBook G4のキー配列をご参考まで。

iBook(Dual USB)ASCII

PowerBook G4 ASCII

位置比較(iBook/PBG4)

iBook(Dual USB)とPowerBook G4では、コマンドキー、オプションキー、エンターキー、Num Lockキー、サウンドコントロールキー位置が異なりますので、特にPowerBook G4で右コマンドをとお考えの場合、注意が必要となります。

iBook(Dual USB)JIS

位置比較(iBook JIS/ASCII)

iBook(Dual USB)では、JISとASCIIのキー配置を比較してみましたが、JIS配列ではアルファベットキー部でおよそ9.5mm、左にシフトしています(残念ながらPBG4のJISキーは手元にないもので・・・)。トラックパッドの干渉においてよく問題とされるスペースキーについては、左端では右に9.5mm、右端では左に30mmシフトし、スペースキー自体の長さはASCIIでは94mm、JISでは57mmとなっています。

上がASCII、下がJISキー。スペースキーとトラックパッドの位置が使い勝手に大きく影響しているようです。


9/27

ASCIIキーボードに対するリクエストが多かったiBook(Dual USB)とPowerBook G4、アップルでは米国仕様・英語版キーボードの販売を開始したとのこと(MACお宝鑑定団)。ASCIIキーボードが欲しかったため、 手元のiBook/PBG4は並行輸入版を購入いたしましたが、これで国内でも入手が簡単に。(そういえばPB520cやiMac、iBook Rev.A、Cubeも北米版だった・・・)。

国内でも販売が開始されることとなった米国仕様・英語版キーボードの販売を開始。iBook(Dual USB)やPBG4のキーボードは、これまでは海外パーツショップの一部で取り扱いがあるのみで、入手自体が非常に困難な上、本体の並行輸入も今後見通しが暗くなりそうであったため、この発表は個人的にも大変うれしいところ。

受付が開始されたiBook用(PowerBook G4用は10月15日から)を早速手配をいたしましたところ、シリアル番号(=出荷時期?)によってはピックアップデリバリーによる交換になるとのこと。所要期間はおよそ5日を予定しているとのことでしたが、これは初期型のキーボード交換が構造上若干困難なためとの説明を受けました。

初期型iBook(Dual USB)のキーボードコネクタ。フィルムケーブルを差し込んでロックするタイプですが、ロックが階段状となっており、はめる分には良いのですが非常に外しにくい・・・。

フィルムケーブル自体も側方に突出部があり、取り外しの際、これが引っ掛かります。

「ええい、ままよ」と引っ張るとご覧の通り(個人的にはこれが一番やりやすいようにも・・・)。しかし無理に行えば破損につながる恐れもあるため、ここはピックアップデリバリーでの対応が良いように思います。

現在販売されているiBookでこのコネクタ部に変更があったかは未確認なのですが、こちらあたりがピックアップデリバリーとなる理由でしょうか(しかしアップルの案内にある「トップケースの交換が必要」というのはどのパーツを指すのか・・・)?

POPGUNさんよりご指摘をいただきましたが(ありがとうございます!)、パームレスト部=トップケースであれば、キーボードのはめ込み穴位置が現行機では改善され、当初うまくキーボードがはまらないといった問題に対処しているのかもしれません。

iBook修理窓口での申し込みとなりますが、電話は結構込み合っている模様(ちなみに代金支払方法はクレジットカード又は代引きから選択できました)。

受付に際しては本体シリアル番号、製品番号、購入時期に加え、AirMacカード/メモリ増設(量)について確認がありますので、これらの情報を事前に準備されておくことをお勧めいたします。本日の受付で29日のピックアップでしたが、同サービス開始直後で予定よりもう少し期間がかかる場合もあるようです。思いきって青いiBookを発送する予定でおりますが、対応は困難でしょうか(修理じゃないからOKか、いややはり白で・・・>ひでとさん)?

  

iBook Rev.Aのバッテリが認識しないというトラブルを以前掲載いたしましたが、なんとか復旧。バッテリーに関する問題としてはファームウェアやパワーマネージメント、充電池活性化の問題、機能拡張などの要因があるようですが、どうやらバッテリーベイ内の電源ユニットに問題があった模様。

iBook Rev.Aバッテリーベイの電源ユニット(820-1047-A)。Rev.Bのジャンクから外したものと交換。

これまでは稲妻マークが出ず充電できない、電池マークに×がつくといった症状が出ておりましたが、無事認識・充電ができるようになりました。


9/26

25日アメリカで発表され、日本でも登場が待たれていたMac OS X 10.1アップデータ、アップルサイトにて申し込み案内(申し込み自体は郵送)が掲載され、アップルストアでもパッケージ版の販売受け付けも開始された模様。

また9月29日(土)午前11時より、ラオックス ザ・コンピュータMAC館(当日は整理券による無料配布を予定)、ソフマップ 秋葉原2号店、秋葉館MacIKESHOP本店、T-ZONE(秋葉原本店、渋谷店、新宿店、吉祥寺店、聖蹟桜ヶ丘店、横須賀店、ららぽーと店、所沢店、江坂店)など全国の主要アップル製品取扱販売店において、無料配付を行うとのこと。数量限定につき、在庫がなくなり次第配布終了ということですが、MacWIREの記事によればアップデートキット受け取りにはクーポンは必要ないようです。シャレで本日5時到着便で発送いたしましたが、申込書には「商品の発送については1ヶ月前後かかる場合も」とあり、さていつ到着となるか?(笑、長井さん、申し訳ないっ!)

  

以前から有楽町・1000days劇場跡地(JRをはさみ東京国際フォーラム対面)にソフマップができるという話はきいていたのですが、有楽町ソフマップのサイトがスタート、オープンは11月初旬とのこと。テニスコート8面分という巨大なフロアの案内を見るとマックコーナーや中古の販売コーナーもある模様。

ビッグピーカンに続きソフマップが出店し、新橋のキムラヤとあわせ、秋葉に行かずとも結構用が足りてしまうようになるか?(JR京葉線・東京駅までの道すがら、これで営業時間が9時までなら言うことなしですが・・・?)


9/24

お馴染みAnnies Craftでは、創業15周年を記念し、PowerBook G4/500MHzが282,000円の現金特価にて4台販売されていました。う〜む、400MHzとここまで差が詰まってくるとは・・・。

  

Cube関連パーツをオークションに出してみました。う〜む、ニーズがあるのだろうか・・・。(本体はオークション相場が形成されているようです。湘南通商で先日450:100k、500:140kとかで出ておりましたが・・・。検索が容易かつ地域的な縛りのなさが高騰原因でしょうか?>坪井さん

  

SMARTDISK VSTFireWire Portable CD-R/WドライブはTEAC製「CD-W28E」で、現時点ではTOAST5動作リストから外れておりました・・・。>高崎さん

  

以前より検討をしておりましたやっつけ企画「iPac」、ようやく一号機が完成いたしました。(カミーユさん、チェック恐縮です!)

初代iBookではハンドルを削りストラップを取り付けましたが、今回は一ひねり加えてみました(彼岸の方向にひねってしまったという説も・・・)。

図面ではもう少しラウンドシェイプ(?)になる予定だったのですが・・・。

PBG4のケースを作った際にアルミのアングル材を用いることを検討していたのですが、今回はフレームに使用。

当初はリュックになるよう図面を引いてみたのですが、少々面倒なためショルダータイプに変更。フレーム直というあたり、やっつけ度が高い仕上げに。

使わない時は畳めるようにしたかったため、下側のアーム中央部にヒンジを。こちらも「コ」型のアングル材を用い、内側にはウレタンのクッションを入れてみたのですが、高さがイマイチで畳んだ際にちょっとW型になってしまうことが判明・・・。

畳むアクション(という程のものではありません)は、片側を中央のヒンジから外側に外して反対側を引き抜くといったスタイル。

ピッタリと畳めるはずでしたが・・・。

上部の固定方法はベルクロのため、取り出し作業がワンステップ増えてしまうところが今一つ。フレーム事体も強度を持たせ過ぎた模様で、側面穴開けによる軽量化が必要か?。現状ではコ型のフレームにiBookの厚みがピッタリの状態ですので、スクラッチ防止も今後の課題でしょうか。

厚みの合うものがあれば、匡体の下部のみを同様の方法で固定し、フレームをつけたままiBookの操作ができるといったものが好ましいでしょうか。このあたりに加え、次回はなんとかリュック化を・・・。


9/21

ここのところシステムが不安定となり、先日からスリープしようとするとリソースが見つからないとのアラートが。本日ようやくシステムを入れ替えてみましたが、あいかわらずアラートが。

システムを新規インストールした直後のアラートのため、原因は他に?これより情報収集を・・・。

  

上記のシステムソフトウェアが不足という問題ですが、機能拡張の「Multiprocessing」を外していたことが原因と判明(皆様、お騒がせをいたしました)。しかしスリープ動作には入るものの、すぐに起きてしまうため、蓋を閉じると20秒サイクル程でスリープ・ウェイクアップがくり返されるという状況。う〜む、ハードウェアも疑う必要ありでしょうか。

  

今回のWorld PC Expoは会場に行けそうにない・・・。夜は会長を表敬訪問予定(笑、後程お邪魔をいたします)。

  

お仲間探偵団かと思った・・・。すべて事実誤認です(核心以外は、笑)。

  

MYCOM PC WEB - デジタブル」に登場させていただきましたが、う〜む、どこがモバイルなのかは不明です(笑、伊藤さん、山田様、お世話様です!)


9/18

本日発売のMACLIFE10月号、「となりのマックユーザー」にて取り上げていただきました(恐縮至極です・・・)。

う〜む、こんなメジャー誌に出していただいて良いものなのか・・・。


9/17

伊藤浩一のパソコン日記」、伊藤さんがakibaTV.comに出演に登場とのことで、早速拝見をいたしましたが、p-in M@ster使いこなし術やメール完全チェック術、iPAQで行うWebサイト更新術など充実した内容に。伊藤さんのお仕事風景も登場し、同サイトファンの方だけでなくiPAQに興味をお持ちの方、必見です!

  

これまで絶対に映画化されないだろうと思いつつ、絶対映画化して欲しいと思っていた映画がついに始動!?


9/16

午前中に秋葉原に出かけましたが、中古ではPowerBook G4の流通量が多い模様。しかし先の本体定価の見直し以来、価格帯は安定しており、400MHzでは22万円台を維持しているようです。

湘南通商ではiMac Rev.Aの本体のみ23,000円や、Cube/450MHzが10万円といった出物がありました。まだCube用USBスピーカーやiMac Rev.A〜D用CD-ROMドライブなども在庫があるようです。他のショップも回ってみましたが、ここのところ新製品も少ないようで、目新しいものは無しか。


9/14

現在渡米されている塚本様(お世話になっております!)より、Costa Mesa、South Coast Plazaオープン予定のApple Storeにつき、画像をお送りいただきました。

Costa Mesa、South Coast Plazaで11月のオープン準備が進められているアップルストア。

同ショップについては、MacCentral Online詳報がありますのでご参照下さい。


9/13

New Yorkでの大きな悲劇、犠牲になられた沢山の方のご冥福をお祈りいたします。また被害に遭われた方、New York市の一日も早い回復を願っております。

New Yorkには現在従妹が出かけており、事件発生当初は連絡がつかず関係各位には大変ご心配をお掛けいたしましたが、現在知人所有のアパートに滞在しているとの連絡がありました。

彼女からの連絡によれば、New Yorkは依然緊張が続き、街中を走る車もほとんどない模様。本日13日帰国の予定が、空港が閉鎖されたため、現在フライトの予約が非常に混み合っているようで、現時点では17日になりそうだとの事でした。またカナダ・アメリカ出張に出ている知人も、出張自体がキャンセルとなり、カナダ国内の移動もかなり混乱しているということです。

  

iBookファン企画、これまでヤッツケなグッズを試作していましたが、そろそろ各メーカーから製品が登場し始めています。これまで冷却系周辺機器を多数発表しているバード電子からもiBook左側のパームレスト専用クーラー「33rpm」が登場、早速テストを・・・。

バード電子製iBook左側パームレスト専用クーラー「33rpm」。電源供給はUSBからのDC5V。冷却用スタンドとの併用を前提に高さ調整のためファンがティルトし、送風方向が設定可能。

iBookへの設置は左手パームレスト側方の排熱ファン部に置き、高さを調整するというスタイル。エアのフローは吸気方向になります。

後方には電源スイッチが。音が気になる作業の時、ちょっと消すのに便利か。

まずは発熱の抑制効果確認を赤外線放射温度計を用いて測定。パームレスト・トラックパッド部を5×4.5cmに6分割し、表面・裏面の温度を計測してみました。

5×4.5cmに6分割し、温度分布と変化を測定(サーモグラフィーの代替ということで・・・)

使用した赤外線放射温度計は佐藤計量器製「SK-8700」。

下表パームレスト面の温度分布とその変化を計測した結果です。条件1はPixelCatにてスライドショーを待ち時間無しでループさせ20分後の値、条件2はスライドショーを回したまま「33rpm」を動作させ、温度変化が無くなった時点での計測値、条件3はファンを回したままスライドショーを終了させ、温度変化が無くなった時点での計測値です(と書くと厄介ですが、ファン無しの最高温度とファン動作時のアプリ稼動時・アイドル時の温度です)。

システムを立ち上げる前に測定した各部位の温度は27度でした。なお当測定では、木製机やスチール机など設置場所による温度変化を考え、5mm厚のスポンジ上にiBookを設置しています。下の表でファンは2-A部側方に設置し、1-A〜2Bがパームレスト部になります。

   

A

B

C

条件1

条件2

条件3

1

36度

33度

30度

35度

32度

31度

33度

32度

31度

条件1

条件2

条件3

2

38度

32度

30度

39度

35度

30度

32度

32度

31度

〜28度 / 29〜31度 / 32〜34度 / 35〜37度 / 38〜40度 / 41度〜 / 44度〜

  

条件1では不快感の境としてPowerBook Army飯嶋さんが指摘された「体温」とおおよそ同等もしくは上回る結果に。スライドショーを継続したままファンを回し、温度変化がなくなるところを見ると最高でも手前中央部の35度が最高となり、パームレスト部では3〜6度の温度低下が確認できました。

面白いところではトラックパッド部の温度が変化していない点ですが、これはファンで左から右方向にフローを設定しているため、熱が拡散しているように思われ、1-C、2-Cでは一時的に条件1より温度が上がりました。

この時点でもiBookを使用するにあたり不快感は無くなっていますが、条件Cとなると30〜31度という結果に。

ご参考まで、以下は底面の温度分布です。

   

A

B

C

条件1

条件2

条件3

1

42度

36度

33度

45度

41度

40度

36度

41度

39度

条件1

条件2

条件3

2

41度

35度

33度

43度

41度

39度

35度

41度

39度

〜28度 / 29〜31度 / 32〜34度 / 35〜37度 / 38〜40度 / 41度〜43度 / 44度〜

底面にスポンジが置いてあるため、ある程度熱が停滞しやすい状態にあり、測定部位によっては温度上昇があったところも。しかし全体的には底面部に関しても冷却効果が表れており、冷却台と併用することでかなりの効果が期待できそうです。

  

簡単ではありますが、動作音についても測定を行いました。

防音室にiBookと「33rpm」をセット。およそ50cm上方にリオン社普通騒音計「S-16」を釣り下げて測定を行いました。

33rpm」の動作時・非動作時の音圧を測定してみましたが、結果は前者が29dB、後者が38dBという結果に。ファンノイズはファンの回転数とピッチに大きく依存しますが、この環境でプラス9dBという値は好成績。いつもの作業環境はエアコンが回った状態でおよそ45dBですので、こうした環境下であれば音はさほど気にならないレベルでしょうか。

一方気になった点としてはサイズ。とはいえ手やI/Oポートとの干渉はなく、オフィスや自宅に置いて使用する上では問題なさそうです。もう一点はエアのパームレスト方向への漏れが若干あり、これが気になる・気にならないというところか。どちらも冷却用スタンドとの併用を実現する上でのトレードオフとなりますので、判断材料としては微妙なところか。

試用レポートは以上ですが、iBook発熱に悩むユーザーの方の検討資料になれば幸いです。


9/16

午前中に秋葉原に出かけましたが、中古ではPowerBook G4の流通量が多い模様。しかし先の本体定価の見直し以来、価格帯は安定しており、400MHzでは22万円台を維持しているようです。

湘南通商ではiMac Rev.Aの本体のみ23,000円や、Cube/450MHzが10万円といった出物がありました。まだCube用USBスピーカーやiMac Rev.A〜D用CD-ROMドライブなども在庫があるようです。他のショップも回ってみましたが、ここのところ新製品も少ないようで、目新しいものは無しか。


9/14

現在渡米されている塚本様(お世話になっております!)より、Costa Mesa、South Coast Plazaオープン予定のApple Storeにつき、画像をお送りいただきました。

Costa Mesa、South Coast Plazaで11月のオープン準備が進められているアップルストア。

同ショップについては、MacCentral Online詳報がありますのでご参照下さい。


9/13

New Yorkでの大きな悲劇、犠牲になられた沢山の方のご冥福をお祈りいたします。また被害に遭われた方、New York市の一日も早い回復を願っております。

New Yorkには現在従妹が出かけており、事件発生当初は連絡がつかず関係各位には大変ご心配をお掛けいたしましたが、現在知人所有のアパートに滞在しているとの連絡がありました。

彼女からの連絡によれば、New Yorkは依然緊張が続き、街中を走る車もほとんどない模様。本日13日帰国の予定が、空港が閉鎖されたため、現在フライトの予約が非常に混み合っているようで、現時点では17日になりそうだとの事でした。またカナダ・アメリカ出張に出ている知人も、出張自体がキャンセルとなり、カナダ国内の移動もかなり混乱しているということです。

  

iBookファン企画、これまでヤッツケなグッズを試作していましたが、そろそろ各メーカーから製品が登場し始めています。これまで冷却系周辺機器を多数発表しているバード電子からもiBook左側のパームレスト専用クーラー「33rpm」が登場、早速テストを・・・。

バード電子製iBook左側パームレスト専用クーラー「33rpm」。電源供給はUSBからのDC5V。冷却用スタンドとの併用を前提に高さ調整のためファンがティルトし、送風方向が設定可能。

iBookへの設置は左手パームレスト側方の排熱ファン部に置き、高さを調整するというスタイル。エアのフローは吸気方向になります。

後方には電源スイッチが。音が気になる作業の時、ちょっと消すのに便利か。

まずは発熱の抑制効果確認を赤外線放射温度計を用いて測定。パームレスト・トラックパッド部を5×4.5cmに6分割し、表面・裏面の温度を計測してみました。

5×4.5cmに6分割し、温度分布と変化を測定(サーモグラフィーの代替ということで・・・)

使用した赤外線放射温度計は佐藤計量器製「SK-8700」。

下表パームレスト面の温度分布とその変化を計測した結果です。条件1はPixelCatにてスライドショーを待ち時間無しでループさせ20分後の値、条件2はスライドショーを回したまま「33rpm」を動作させ、温度変化が無くなった時点での計測値、条件3はファンを回したままスライドショーを終了させ、温度変化が無くなった時点での計測値です(と書くと厄介ですが、ファン無しの最高温度とファン動作時のアプリ稼動時・アイドル時の温度です)。

システムを立ち上げる前に測定した各部位の温度は27度でした。なお当測定では、木製机やスチール机など設置場所による温度変化を考え、5mm厚のスポンジ上にiBookを設置しています。下の表でファンは2-A部側方に設置し、1-A〜2Bがパームレスト部になります。

   

A

B

C

条件1

条件2

条件3

1

36度

33度

30度

35度

32度

31度

33度

32度

31度

条件1

条件2

条件3

2

38度

32度

30度

39度

35度

30度

32度

32度

31度

〜28度 / 29〜31度 / 32〜34度 / 35〜37度 / 38〜40度 / 41度〜 / 44度〜

  

条件1では不快感の境としてPowerBook Army飯嶋さんが指摘された「体温」とおおよそ同等もしくは上回る結果に。スライドショーを継続したままファンを回し、温度変化がなくなるところを見ると最高でも手前中央部の35度が最高となり、パームレスト部では3〜6度の温度低下が確認できました。

面白いところではトラックパッド部の温度が変化していない点ですが、これはファンで左から右方向にフローを設定しているため、熱が拡散しているように思われ、1-C、2-Cでは一時的に条件1より温度が上がりました。

この時点でもiBookを使用するにあたり不快感は無くなっていますが、条件Cとなると30〜31度という結果に。

ご参考まで、以下は底面の温度分布です。

   

A

B

C

条件1

条件2

条件3

1

42度

36度

33度

45度

41度

40度

36度

41度

39度

条件1

条件2

条件3

2

41度

35度

33度

43度

41度

39度

35度

41度

39度

〜28度 / 29〜31度 / 32〜34度 / 35〜37度 / 38〜40度 / 41度〜43度 / 44度〜

底面にスポンジが置いてあるため、ある程度熱が停滞しやすい状態にあり、測定部位によっては温度上昇があったところも。しかし全体的には底面部に関しても冷却効果が表れており、冷却台と併用することでかなりの効果が期待できそうです。

  

簡単ではありますが、動作音についても測定を行いました。

防音室にiBookと「33rpm」をセット。およそ50cm上方にリオン社普通騒音計「S-16」を釣り下げて測定を行いました。

33rpm」の動作時・非動作時の音圧を測定してみましたが、結果は前者が29dB、後者が38dBという結果に。ファンノイズはファンの回転数とピッチに大きく依存しますが、この環境でプラス9dBという値は好成績。いつもの作業環境はエアコンが回った状態でおよそ45dBですので、こうした環境下であれば音はさほど気にならないレベルでしょうか。

一方気になった点としてはサイズ。とはいえ手やI/Oポートとの干渉はなく、オフィスや自宅に置いて使用する上では問題なさそうです。もう一点はエアのパームレスト方向への漏れが若干あり、これが気になる・気にならないというところか。どちらも冷却用スタンドとの併用を実現する上でのトレードオフとなりますので、判断材料としては微妙なところか。

試用レポートは以上ですが、iBook発熱に悩むユーザーの方の検討資料になれば幸いです。


9/11

相変わらずブラウザにはNetscape communicator4.7を利用していますが、以前から検索ボタンのURL設定法が分からず使えないボタンの一つとなっておりました(簡単な設定方法があるのでしょうか?)。個人用ツールバーも一杯になってきてしまったため、ResEditで検索ボタンにgoogleを、ガイドボタンにLINQ?LINC?LINK!を設定してみました。

Netscape CommunicatorをResEditで開けてTEXTリソースを開き・・・

ID:3011のconfigを開きます。

検索ボタンの設定は

config("internal_url.net_search.url","http://home.jp.netscape.com/ja/bookmark/4_7/tsearch.html");

とある部分のURL箇所をgoogleに置き換え、

config("internal_url.net_search.url","http://www.google.com/");

とするだけです。ガイドボタンについても、

config("toolbar.places.default_url","http://home.jp.netscape.com/ja/bookmark/4_7/tstart.html");

config("toolbar.places.default_url","http://www.maqmakmac.com/links/link.shtml");

とすればOK。定番の方法かと思いますが、個人用備忘録として・・・。


9/10

こだわりさんのお部屋」にてdr-mip氏の手によるスケルトンiBook(Dual USB)が公開されています。う〜む、トランスルーセントではなく完全なスケルトン、型取り作業が困難を極めたようですが、大変美しい仕上がりに。カスタムマニア必見では!


9/8

PowerBook G4持ち歩きの際はプラスチックカバーをひんむいたどら焼き型純正ACアダプタを利用していましたが、重量はともかく、始末の悪さ(改造どら焼きではケーブルが巻き付けられない上、ACケーブルもはずせません)にモバイル用を検討しておりました。

軽量化は果たしたものの、始末が悪い上危険という改造ACアダプタ。現在は千葉のオフィス据え置きに・・・。

以前Mac市場高崎さんにプラグ部が折り畳める製品があることを教えていただいていたのですが、先日「somethin' good... 」iBook/PowerBook G4用ACアダプタ特集にて紹介されていたUNIFIVE社UW345」を入手、現在持ち歩き用に利用しております。

UNIFIVE社UW345 」。ACプラグ部を本体内に持ち、プラグ自体も折り畳むことができます。ケーブル自体を本体に巻き付けるスタイルで、軽量・省スペースを実現。定価は6,900円。

使用の際はACプラグを立ち上げて使用。

モバイル用ACアダプタということで、やはり気になるのが重量とサイズですが、オリジナルはACコードを含み約395gですが、UW345では195gと約200gの軽量化が計られています。本体のサイズは96×44×29mm。

ケーブルの長さを見ると、オリジナルの約360cmに対し、UW345では約195cm。家庭やオフィスでは設置場所によりある程度の長さが求められる場合があり、巻取り式匡体となっているオリジナルが使いやすいように思いますが、出先での使用が中心となるiPowerでは必要十分の長さとなっています。

折り畳み式のACプラグですが、タップなどを利用している場合には差し込みに制限を受けることもありそうですが、持ち運び時の形状とともに、付属品が一つ減るというのは強い味方になりそうです(以前オリジナルを出張に持っていった際、ACケーブルを忘れるという致命的なミスをしたため・・・)。

しばらく試用してみましたが、本体の発熱も少なめで、システム使用時の充電もOKでした。価格にも比較的手頃で、モバイル用をお考えならお薦めできるのでは。

希望としてはもう少しケーブルが柔らかいとモアベターでしょうか。またコードを巻き付けた際、バラけないものがあると良いのですが・・・。

とりあえず作ってみましたが、携帯電話サイズの布製ケースとかの方が良いかも・・・。

電源のプラグ形状はiBook(Dual USB)と同様で突起無し(右はPowerBook G4に付属したもの)。

ちなみにこちらはMadson社「MicroAdapter」のプラグ部。iBookではこうした形状の方がありがたい?(家での据え置きが中心になるアップル純正では是非!)

  

YAHOO!がスタートしたYAHOO!フォトiToolsと使い勝手を比べるべく、謎の写真集(YAHOO!フォトiTools)を作ってみましたが、デザインや融通、制作ステップはiToolsに軍配が上がりそうです(内容は見るまでもありませんが・・・)。

ただしYAHOO!フォトではデジタル画像のプリント・送付サービスが加えられており、グループでの利用には活用できそうです。またYAHOO!オークションを利用されているのであれば、3枚までという画像掲載の制限を越え、同様のステップで画像がアップロードできるため、追加情報提供には持ってこいか?コメント覧が少々短いのが残念ですが・・・。

数年前にこうしたサービスを当時ITCにいた某友人と話していたことがありましたが、う〜む、本当に実現してくるとは・・・。やはり話のネタで、結婚式や子供の運動会といったDVテープをFireWire経由でアップロードすると、編集して送り返してくれたり、ストリーミングで公開してくれるといったサービスを考えましたが、ブロードバンド時代、こんな夢のような話も実現してくるのでしょうか?


9/4

I/O Protection "Mamoru"」の発売を記念したプレゼント&アンケート企画、アンケート集計結果は昨日掲載させていただきましたが、プレゼント当選者が決定いたしましたのでお知らせをいたします。

又吉 真裕 様
大戸 恵理 様
矢部 正美 様
藤岡ジュンイチ 様
園部 勲 様
Naoto Hirano 様
根間 章男 様
海老原 卓也 様
瀬 智之 様
斉藤 和徳 様

ようやく発送が完了いたしました。到着までもうしばらくお待ち下さい!また「須山補聴器」と書かれた青色の不審な郵便物がきても、処分せぬようお願いを・・・(笑)。

先のExpo記念企画と合わせ、沢山のご参加をいただき、ありがとうございました!またイベント開催などにあわせ、こうした企画をさせていただきたく存じます。その折は皆様またおつき合いの程、よろしくお願いいたします。

  

いつのまにか復活していたとは・・・(姉と社長が大ファンらしい、笑)。


9/3

以前iBook(Dual USB)に関するアンケートを行いましたが、ようやく集計結果が。簡単ではありますがレポートとしてみましたので、お時間のある際にでもご覧いただければ幸いです(ご参加いただきました皆様、ありがとうございました!プレゼントの当選者発表、もうしばらくお待ち下さいませ)。

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