ファン動作音はPowerBook G4/800より気になりません。

 

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2002年4月、教育分野用一体型マシンとして発表されたeMac。17"フラットCRT、700MHzのPowerPC G4プロセッサを搭載しながら、アメリカ国内での販売価格はCD-ROMドライブ版で999ドル(CD-RW/DVDコンボドライブモデルは1199ドル)と大変魅力的な設定。

Think Secretの情報通り、これまで北米向けに教育機関用として発売されていたeMac、北米、そして日本においても、一般向けとして発売されることとなり、日本国内販売価格もCD-RWドライブ版で139,800円、回転スタンドが付属のタイプで147,300円となかなかお買得な設定に。

現在eMacの北米版を使用しておりますが、iMac Flat PanelやPowerBook G4/800と比べても全く遜色がなく、ほとんどの作業においてエントリーレベルであることを意識させない内容となっています。

CRTを持つマシンがコンシューマーラインに復活ということで、その画質に関心をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、若干グレー部ににじみが見えるように感じるものの、価格からすれば十分なクオリティー。個人的には大変気に入って使用しています。

標準搭載メモリも最近の仕様からみるとちょっと少なめではありますが、一般的な168pinのSDRAMが利用可能。ここのところメモリ価格の下落が進み、PC-133 CL3の512MBあたりでもバルクが1万円程度で入手可能のため、Maxの1GB化もiMacに比べ容易か(手順的にも、笑)?

ドライブコンフィギュレーションはCD-RWのみなものの、それでこの価格はお買得。またベゼルはトレー部の形状を選びませんので、換装もしやすいかと・・・。

ハードディスクはインナーユニットへのアクセスが必要ですが、とりあえず40GBあれば、何をするにも不便はありません(ハードディスク交換手順につきましてはこちらをご参照下さい)。少々面倒ではありますが、ネジ種が少なく、慣れてしまえばスムーズかも(笑)。

このように様々な魅力を持つeMac、初めてマッキントッシュの購入をされる方、これまで買い換えを控えていた方、マシンスペックを要するヘビーユーザーの方まで、幅広く対応し得るマシンのように思います。このサイトではeMacに関し、ハードウェア的な情報をまとめてみました。

 

eMac関連リンク

アップルハードウェア

eMac - Now available for everyone.

AppleHardware

eMac - e is for education

アップルNews Release

アップル、教育市場向けに新たにeMacを発表

ZDNet JAPAN

Apple,「eMac」で教育市場に再度力点

CNET Japan Tech News

アップルが17インチCRT搭載『eMac』発表

PC Watch

米Apple、教育市場向けのCRT一体型「eMac」を発表

ZDNet JAPAN/MacWire ONLINE

eMacは教育関係者の意見をとりいれた,とJobs氏

asahi.com

アップル、教師と学生向けの1000ドルeMacを発表

五州サイバーストア

eMac予約販売

製品の性格上、販売価格/納期の変動や製品の取扱い自体の変更も考えられます。eMacの購入をご検討の場合には、五州貿易様にて現在の状況をご確認下さい。

 

プロセッサ 700MHz PowerPC G4 processor(Motorola XPC7451 RX700CE)
二次キャッシュ 256k(オンチップ/フルプロセッサスピード)
システムバス 100MHz
メモリ 128MB SDRAM(168-pin DIMMスロット×2、128MB/256MB/512MBのDIMMをサポートし、最大搭載容量は1GB)
記憶装置 40GB Ultra ATAハードディスク(Maxtor 4D040H2)
光学ドライブ 32倍速(最大)CD-ROMドライブ(LG CRD-8484B)又はコンボドライブ(DVD読み込み8倍速、CD-R書き込み12倍速、CD-RW 書き込み8倍速、CD-ROM読み込み32倍速/メーカー・モデル不詳)
モニタ ビルトイン17インチフラットCRT(視野サイズ16インチ)/ドットピッチ:0.25-mm、オンスクリーンジオメトリ調整。
グラフィック NVIDIA GeForce2 MX(AGP 2X support)/32MBのDouble Date Rate(DDR)ビデオメモリ
サポートする画面解像度 640 ×480(138 Hz)
800 ×600(112 Hz)
1024 ×768(89 Hz)
1152 ×864(80 Hz)
1280 ×960(72 Hz)
I/O 400-Mbps FireWire (IEEE 1394)ポート×2、USB 1.1ポート×3(キーボードに2ポート)
コミュニケーション ビルトイン10/100BASE-T Ethernet (RJ-45コネクタ)
ビルトインAirMacアンテナ/カードスロット
ビルトイン56K V.90モデム(RJ-11 connector)コンボドライブモデルのみ。
オーディオ 16Wデジタルアンプリファイアー/ビルトインマイクロフォンジャック/ミニヘッドフォンジャック
ビデオ出力 ミニVGA出力ポート(ビデオミラーリング)
キーボードとマウス Apple Pro Keyboard/Apple Pro Mouse
電源 110V AC又は220VAC(47Hz〜63Hz)
定格出力 170W
動作条件 動作温度:10度〜35度/保管温度:-40度〜47度/湿度:5〜95%/使用最大標高:10000フィート
サイズと重量 高さ:40.6cm/幅:40.6cm/奥行き:43.3cm/重量:22.7kg
ソフトウェア

北米版(教育向け):Mac OS Xバージョン10.1.4/Mac OS 9.2.2/AppleWorks/QuickTime/Mac OS X Mail/Microsoft Internet Explorer/WorldBook Mac OS X Edition/PCalc

日本版(一般向け):Mac OS Xバージョン10.1.4/Mac OS 9.2.2/iMovie 2/iTunes 2/AppleWorks/QuickTime/Mac OS X Mail/Microsoft Internet Explorer/Otto Matic/Deimos Rising/Acrobat Reader/FAXstf

価格

CD-ROMドライブモデル:999ドル

コンボドライブモデル:1,199ドル

※米国とカナダの教育関連向け販売/日本国内モデルはCD-RWモデルの一般向け販売が開始されています。

CD-RWモデル:139,800円(モデム内蔵)

CD-RWモデル:147,300円(モデム内蔵/傾斜・回転スタンド付属)

画像をクリックすると大きなイメージが現れます。


五州貿易からタクシーにて運んできたeMac。タクシーのトランクは半開き状態でした。

バンドルされるソフトウェアと周辺機器

インストラクションのパック内は

上写真の通り。

17インチモニタを持つeMacですが、旧iMacと比較しても匡体サイズはそれ程大きくなっていません。

電源ボタンはI/Oポート奥に。

フォントが変更されたeMacロゴ。カスタマイズ堂の高松様よりMyriad系ではないかとのご指摘をいただきました。

I/Oポート群。右からヘッドフォン、マイク、USB×3、FireWire×2、イーサー、外部モニタ出力と並びます。ポートの表示にはモデムもあるのですが、このマシンにはポートは無し。今後のコンフィギュレーションにモデムを持つ機体も?

OS Xのスタートアップ。教育関係向けということで、対象となる国のみのシステムかと思いきや

当然Show Allのチェックで日本他各国も対象に。

CD-ROMドライブトレー下(ベゼル裏)には、MACアドレス、本体シリアルなどの情報が印刷されたシールが貼付され、台数の多い環境でのマシン管理に配慮されています。

不特定多数が使うマシンでスピーカーのフラムむき出しというのはかなりリスキー(エンピツ攻撃対象か?)。付属のグリルが不測(?)の事態を防ぎます。

eMacデザイン上の特徴の一つとなる後方部。下部には本体内大型ファンの排熱孔となっています。

システムプロフィール概要。

システムプロフィールのデバイス構成。

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